VisualVM を使用した実行速度が遅いサービスの監視
実行可能状態のスレッドを分析するには VisualVM を使用します。このようなスレッドは緑色の行として表示されています。長時間緑色で表示されている行があり、その行がデフォルトの JVM スレッドのいずれかでない場合、そのトランザクションをドリルダウンして分析することをお勧めします。
VisualVM では経時的データは記録されません。パフォーマンスの問題は発生時に分析および特定する必要があります。
「Threads」タブで、「Threads Dump」をクリックすると、複数の経時的スレッドダンプが取り込まれます。これによってデータをオフラインで分析できます。
この例では、http-nio-8080-exec-1 スレッドが長時間アクティブになっています。このスレッドの対応するコールスタックでは、このスレッドがストリームデータを取得するためにデータベースに対して大きなクエリーを実行していることが示されています。この場合、このスレッドで実行中のサービスを特定して最適化します。