その他のツールを使用したメモリの問題の監視
メモリ不足エラーメッセージがないか Catalina ログとアプリケーションログを定期的に監視する必要があります。可能な場合、PSM や VisualVM などの追加のツールを展開して、これらのエラーが発生した時刻のリアルタイム診断データをシステムから収集する必要があります。
VisualVM、Support Tools 拡張機能、または Java Development Kit (JDK) で使用可能な jmap コマンドを使用して、ヒープダンプを収集することもできます。大量のメモリが割り当てられているサーバーのヒープダンプを収集する場合、収集中に最大 30 分間はサーバーが応答しなくなることがあります。ヒープダンプの収集は PTC サポートから勧められた場合にだけ行わなければなりません。ヒープダンプを PTC に送信して分析を依頼することも、収集したデータを PTC サポートの支援を受けながらローカルで分析することも可能です。ヒープダンプが適切な時間に収集されれば、メモリ消費量が多い原因を特定するのに最も信頼できる方法となります。ただし、このためには収集されたデータを分析する必要があり、これについてはこのガイドで説明していません。