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ThingView ウィジェット: プロパティ
このセクションでは、「ThingView」ウィジェットで使用可能なプロパティについて説明します。
プロパティ名
説明
ベースタイプ
デフォルト値
バインド可能なターゲット (T)/バインド可能なソース (S)
ProductToView
ThingWorxCreo View データを視覚化します。このプロパティを使用して、Creo View 構造ファイルの URL を指定します。PVZ ファイルまたは URL を構造にロードできます。
モデルに 1 つのフィギュアが含まれている場合、自動的にロードされます。
モデルに複数のフィギュアが含まれている場合、フィギュアは自動的にロードされません。この場合は、Views プロパティまたは ThingViewControls ユーザーインタフェースを使用して、ロードするフィギュアを選択します。
モデルにフィギュアが含まれていない場合は、構造のデフォルトの表示部品がすべてロードされます。
「ThingView」ウィジェットはクライアントブラウザセッションで実行されるため、同じ基準を持たないコンテンツのリクエストは、クロスオリジンリクエスト規則の対象となります。最良事例として、コンテンツが ThingWorx サーバーによって検索および提供されるか、Windchill からロードする場合はコンテンツプロキシを介して送信される必要があります。
STRING
なし
T
Orientations
ビュー方向を設定します。
標準ビュー方向の値は次のとおりです。
ISO1
ISO2
Top
Bottom
Left
Right
Front
Back
STRING
ISO1
T
MouseNavigation
マウスナビゲーションモードを設定します。
マウスナビゲーションモードの値は次のとおりです。
CreoView
Creo
CATIA_V5_Compatible
Explore
STRING
CreoView
T
Orientation
カメラの回転角度 (度)。X,Y,Z のフォーマットで方向を指定します。このプロパティは、GetViewLocation または SetViewLocation サービスとともに使用されます。
たとえば、Y 軸を中心に 90 度回転するには、0,90,0 と指定します。
STRING
なし
T
S
Position
カメラの位置をメートル単位で配置します。X,Y,Z のフォーマットで位置を指定します。このプロパティは、GetViewLocation または SetViewLocation サービスとともに使用されます。
たとえば、カメラを X 軸に沿って 0.5 メートルで配置するには、0.5,0,0 と指定します。
STRING
なし
T
S
BackgroundStyle
ビューの背景色を変更します。スタイル定義の Background color フィールドを使用します。
STYLEDEFINITION
なし
なし
Data
セッションにロードされた部品の相互選択、色、および透明度のフォーマットを処理するために使用します。
相互選択の場合は、モデル内における部品のオカレンス ID の列を含むデータテーブルを使用します。オカレンス ID のパスは、Creo View データ内の部品の一意の識別子です。
部品の色と透明度を変更するには、DataFormatter とともに別の列を使用し ます。詳細は、DataFormatter プロパティを参照してください。このデータテーブルを、Data プロパティおよび「グリッド」ウィジェットの Data プロパティにバインドして、これらの間で相互選択を実行します。
* 
フィギュアでは相互選択はサポートされていません。
INFOTABLE
なし
T
S
OccurrenceField
オカレンス ID が含まれています。Data プロパティにバインドされているデータテーブルから列が選択されます。
FIELDNAME
treeId
なし
DataFormatter
状態ベースのフォーマットを使用して、Creo View 部品に色と透明度を適用します。Data プロパティにバインドされているデータテーブルの列を指定します。
STATEFORMATTING
該当なし
該当なし
SelectedOccurrencePath
3D データで選択されている部品のオカレンスパス。
複数の部品が選択されている場合、このプロパティは最後に選択した部品のオカレンスパスを指定します。
STRING
該当なし
S
PreSelectedOccurrencePath
3D データで事前選択されている部品のオカレンスパス。部品にカーソルを合わせて事前選択します。
STRING
該当なし
S
Views
ロードされた製品構造で使用可能なビューのリストが含まれているデータテーブル。
ビューをロードするには、データテーブル内の行を選択します。
ビューの例としては、アノテーションセット、ビューステート、イラストレーションフィギュアなどがあります。
ビューをロードするには、データテーブルの行を選択します。データテーブルでは、Views データシェイプが使用されます。
INFOTABLE
該当なし
T
S
Gnomon
指針の表示/非表示を設定します。指針は、XYZ 絶対座標系の 3D シンボルです。これを見れば、ビューの中でオブジェクトがどちらを向いているかがわかります。
BOOLEAN
false
T
S
EnablePartSelection
部品の選択を有効または無効にします。
BOOLEAN
true
T
S
EnablePartDragger
部品を選択したときに、部品ドラッガを表示または非表示にします。このプロパティは、ThingViewControls ユーザーインタフェースでも使用できます。
BOOLEAN
false
T
S
SpinCenter
ビューの回転中にスピン中心を表示または非表示にします。
BOOLEAN
false
T
S
AllowCORSCredentials
クロスオリジンリクエスト (CORS) を有効にします。
BOOLEAN
false
該当なし
AllowClientRedirect
このプロパティは、メディアプロキシを使用して Windchill からモデルを読み込む場合に適用されます。
true に設定されている場合、クライアントは Windchill からのリダイレクト応答を処理して部品を読み込みます。
false に設定されている場合、メディアプロキシは Windchill からのリダイレクト応答を処理します。
BOOLEAN
true
該当なし
AcknowledgeStepText
シーケンスステップの確認メッセージ。
STRING
該当なし
S
SequenceStepNumber
現在のシーケンスのステップ番号。
STRING
該当なし
S
SequenceStepName
現在のシーケンスステップの名前。
STRING
該当なし
S
WindchillSourceData
Windchill からのソースデータの場合は true に設定し、そうでない場合は false に設定します。
BOOLEAN
true
該当なし
EnableWindchillFileCache
ロードを高速化するために、Windchill 部品ファイルをキャッシュに保存できるようにします。
BOOLEAN
false
該当なし
WindchillCacheSize
Windchill ファイルから部品ジオメトリを保存する場合の最大キャッシュサイズ (メガバイト)。
NUMBER
1000
該当なし
SelectedParts
選択した部品のオカレンス ID を含むデータテーブル。
データテーブルでは、Selection データシェイプが使用されます。
INFOTABLE
該当なし
T
S
ThingViewControls
サイドパネルのユーザーインタフェースでモデルを操作できるようにします。
BOOLEAN
true
該当なし
DisplayViewState
サイドパネルのユーザーインタフェースでビューステートの表示と非表示を切り替えます。このプロパティは、ThingViewControls プロパティが設定されている場合にのみ適用されます。
BOOLEAN
true
該当なし
DisplayAlternateRep
サイドパネルのユーザーインタフェースで代替製品表現の表示と非表示を切り替えます。このプロパティは、ThingViewControls プロパティが設定されている場合にのみ適用されます。
BOOLEAN
false
該当なし
DisplayExplodeState
サイドパネルのユーザーインタフェースで、分解ステートの表示と非表示を切り替えます。このプロパティは、ThingViewControls プロパティが設定されている場合にのみ適用されます。
BOOLEAN
false
該当なし
DisplaySectionCut
サイドパネルのユーザーインタフェースで断面カットの表示と非表示を切り替えます。このプロパティは、ThingViewControls プロパティが設定されている場合にのみ適用されます。
BOOLEAN
false
該当なし
DisplayFilter
モデルでモデルアノテーションの表示を設定する JSON 文字列。
たとえば、JSON 文字列を次のように指定します。
{
"ModelAnnotation":
{
"HiddenByDefault": true,
"PlanarAnnotation": true,
"FloatingAnnotation": false,
"MiscAnnotation": false
}
}
画面スペースアノテーションの表示は、「ThingView」ウィジェットによってサポートされていません。
STRING
{
"ModelAnnotation":
{
"HiddenByDefault": true,
"PlanarAnnotation": true,
"FloatingAnnotation": false,
"MiscAnnotation": false
}
}
該当なし
ProjectionMode
現在のビューの投影モードを指定します。投影モードの値は次のとおりです。
Orthogonal - パース処理効果なしでオブジェクトを表示します。
Perspective - モデルのリアルなビューをレンダリングします。
STRING
Orthogonal
該当なし
PerspectiveHFOV
Perspective モードのビューのフィールドを指定します。0 度から 180 度の範囲で値を設定できます。
NUMBER
60
該当なし