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PTC ID プロバイダ認証システムの設定
以下の手順では、PTC ID プロバイダ認証システムを設定する方法を説明します。
1. 左側のナビゲーション表示枠で、「セキュリティ」の下の「認証システム」を選択します。
2. ptc-identity-provider-authenticator リンクをクリックして、拡張機能に関する一般情報を表示します。「一般情報」ページが開きます。
3. 「一般情報」ページで、以下の手順を実行します。
a. 「有効」チェックボックスをオンにします。
b. 「優先度」フィールドに値を入力します。デフォルトでは、優先度は 1 で、この認証システムが最初に実行する認証システムであることを示します。
複数の認証システムによるチェックを実装する場合には、「優先度」フィールドの値が重要になります。優先度 1 の認証システムが失敗した場合は、次の認証システムが認証チェックを実行し、以降も同様です。
4. 左側のナビゲーション表示枠で、「エンティティ情報」の下にある「コンフィギュレーション」をクリックします。
シングルサインオンに関しては、2 つのオプション CreateUserDynamicallyHomeMashup を使用します。これにより、Windchill で認証されたユーザーが、自動的に ThingWorx にユーザーとして追加され、ホームマッシュアップが割り当てられます。ユーザーがブラウザで初めて ThingWorx を開くと、認証のためにWindchill に転送されます。認証後、対応するユーザーがThingWorx に作成され、ユーザーにホームマッシュアップが割り当てられます。その後、ブラウザは指定されたホームマッシュアップに転送されます。
CreateUserDynamically - 選択すると、ユーザーがまだ存在していない場合にそのユーザーが Windchill によって認証されたとき、自動的に ThingWorx にユーザーを作成するように認証システムが設定されます。
ユーザーを自動的に作成するように認証システムを設定しない場合でも、ブラウザは認証のために Windchill に転送されますが、ユーザーが存在しない場合は ThingWorx を開くことができません。
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ユーザーが 500 エラーメッセージを受信した場合、このユーザーは ThingWorx に存在しません。
HomeMashup - 新しく作成したユーザーにホームマッシュアップを割り当てます。ホームマッシュアップが指定されていない場合、ThingWorx はブラウザを ThingWorx サーチページに転送します。
ThingWorx Navigate の場合は、LandingPageAccessAppMashup に設定します。
5. HomeMashup フィールド (前のステップで説明) を使用して動的に作成されたすべてのユーザー、あるいはユーザーの「一般情報」ページの既存のユーザー (管理ユーザー以外) のいずれか対して、ホームマッシュアップ値が設定されていることを確認します。一般ユーザーに対してホームマッシュアップが設定されていない場合、そのユーザーはデフォルトの ThingWorx サーチページに転送されます。
6. 「保存」をクリックします。
ユーザーは、指定されたグループに追加される必要があります。詳細については、ThingWorx アクセス許可の修正: ユーザーとグループを参照してください。