マッシュアップへの保存されたフィルタの追加
Windchill では、部品、ドキュメント、または EPM (CAD) ドキュメントのフィルタを作成して保存できます。これらの保存されたフィルタを使用すると、フィルタ処理された構造を ThingWorx マッシュアップに表示できます。
部品、ドキュメント、または CAD ドキュメントのフィルタの作成と保存は、オブジェクトの対応する情報ページから行うことができます。ThingWorx アプリケーション内で保存されたフィルタを使用するには、以下の最良事例に従ってください。
• 部品構造マッシュアップでは、フィルタは名前でのみ指定できます。ThingWorx アプリケーション内で使用するフィルタはすべて、一意の名前を持つようにします。
• ほとんどの場合、保存されたフィルタは、そのフィルタが作成された対象のオブジェクトタイプに適用されます。選択したフィルタが、ThingWorx アプリケーションに表示するオブジェクト構造に対して機能することを確認してください。
ThingWorx Navigate
「保存されたフィルタ」オプションは、タスク調整ページで選択できます。詳細については、「タスク共通の調整」セクションを参照してください。
Windchill Extension
ThingWorx Composer アプリケーションのコーディングにより、保存されたフィルタの指定を求めるプロンプトをユーザーに出すことができます。たとえば、PTC が提供する部品構造のサンプルマッシュアップコードは、「PLM Part Number」フィールドの隣に、1 つのアイテム (「Latest」) を含むドロップダウンウィジェットを組み込みます。
このドロップダウンウィジェットのコードを修正して、任意の数の保存されたフィルタをリストに表示できます。
GetConfigurationChoices サービスの出力が、このドロップダウンウィジェットの入力にバインドされます。GetConfigurationChoices は、ptc-windchill-demo-thing のサービスです。GetConfigurationChoices サービススクリプトを編集して、1 つ以上の保存されたフィルタ名を含むように、ドロップダウンウィジェットに表示されるアイテムを修正できます。選択されると、保存されたフィルタは Windchill に渡されます。
GetConfigurationChoices サービスは、以下の 2 つのフィールドを含むインフォテーブルを返します。
• label は、ドロップダウンウィジェットに表示される値です。
• value は、Windchill に渡される保存されたフィルタの名前です。
