効果
quickscreen(A, Y, [“fac”/order]) - 符号化された計画行列 A でランが定義され、行列 Y に結果が格納されている、2 水準の実験の主因子およびブロック化についての平均応答を返します。オプションの引数 “fac” または order を使用して、交互作用についての情報も取得したり、特定の因子、ブロック、交互作用についての情報だけを取得したりすることもできます。
この関数は、符号化された (+1/-1) 最大 2 ブロックの 2 水準計画のみに適用されます。
quickscreen によって返される行列には次の列があります。
説明
0
報告に含める各因子または交互作用のラベル
1, 2
各因子または交互作用の低水準 (-) と高水準 (+) の平均
ブロックが存在する場合の 1 つ目 (-) と 2 つ目 (+) のブロックの平均
3
効果 - 列 1 と列 2 の値の差
effects(A, Y, [“fac”/order]) - 計画行列 A でランが定義され、行列 Y に結果が格納されている実験の各主因子とブロックについての水準効果を返します。オプションの引数 “fac” または order を使用して、交互作用についての情報も取得したり、特定の因子、ブロック、交互作用についての情報だけを取得したりすることもできます。
効果の計算の詳細については、John Neter/Michael H. Kutner/Christopher J. Nacthsheim/William Wasserman 著『Applied Linear Statistical Models』を参照してください。
effects によって返される行列には次の列があります。
説明
0
報告に含める各因子、交互作用、またはブロックのラベル
1
因子、交互作用、ブロックの各水準を組み合わせたときの効果が格納されている配列
引数
A は計画行列です。
Y は、A で定義されている各ランの結果が各行に含まれている、測定結果またはシミュレーション結果のベクトルまたは行列です。すべてのランでレプリケートの数が同じでない場合、Y の空の要素を NaN で埋める必要があります。行列 Y の各要素の単位には整合性がなければなりません。
“fac” (オプション) は、報告に含める因子、交互作用、ブロック化を指定する文字列引数です (A, AD, Blocks など)。区切り文字として、スペース、コンマ、コロン、セミコロンを使用できます。
order (オプション) は、報告に含める交互作用の次数を指定する整数です (order ≥ 1)。
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