連結成分のラベリング
• concomp(M, con, fg) - 行列 M のグレースケール値 fg のピクセルの連結成分のラベリングを実行します。
連結成分のラベリングは 2 値画像に対する演算であり、画像の指定したグレースケール値のピクセルが前景として処理され、その他のピクセルが背景として処理されます。引数 con を使用して、2 つのピクセル連結方法のうちのいずれかを指定します。
この関数は、連結成分のラベルが一意な整数として格納されている行列を返します。
引数
• M は画像行列です。
• con には、連結タイプとして 4 または 8 を指定します。
• fg は、前景として処理する輝度の値です。
2 つのピクセルの値が同じ場合、それらのピクセルは連結されます。連結タイプは 4 (上下左右の近傍のみ) または 8 (上下、左右、斜めの近傍) です。同一値の画素のかたまりを 1 つの "成分" と見なしてラベルを付ける連結成分ラベリングは、特徴認識の自動化に便利な手段です。
このアルゴリズムは、前景ピクセルの 4 連結または 8 連結成分を検出し、出力行列内の各成分に 1 から始まる一意な整数のラベルを割り当てます。背景ピクセルにはラベル 0 が割り当てられます。