方程式改行は便利な手法であり、たとえばこれを使用して「ページ表示」の境界内に長い方程式を表示できます。

「方程式改行」演算子を使用できるのは、方程式の定義側のみです。各演算子を構成する要素は、左側のプレースホルダー、1 行目の改行矢印に続いて、代数演算子、最下行に右側のプレースホルダーとなります。「方程式改行」をクリックすると演算子の表示が切り替わります。

定義のシンボリック評価で長い結果が返され、ワークシートの「下書き表示」領域に及ぶ場合があります。このような評価を含むページを印刷した場合、結果のうち「ページ表示」ページの境界を越えた部分が表示されません。

この問題を避けるためには、「方程式改行」演算子を使用して定義表現を縦方向にラップすると、横方向に十分なスペースが残されて、「ページ表示」領域内に評価結果を表示できます。

たとえば、このシンボリック評価がある場合、結果の最後の項は「ページ表示」ページの右側の境界線を越えて表示されません。

「方程式改行」演算子を使用して定義構成中に改行すると、結果全体が「ページ表示」ページ内に表示されます。