製造拘束
最適化の結果を製造要件に適合させるには、トポロジー領域に製造拘束 (TSYM3) を適用します。「拘束条件 1」(Constraint 1) では次の拘束条件を使用できます。「拘束条件 2」(Constraint 2) と「拘束条件 3」(Constraint 3) で使用可能な拘束条件は、その前の拘束条件で選択した拘束条件によって異なります。
• 平面を中心にミラー - トポロジー領域内の指定した平面を中心にしたミラー対称 (MXY、MYZ、MZX)。
• 軸 (EX、EY、EZ) に沿って押し出し - 指定した軸に沿って指定した方向に押し出します。
• 穴埋め - 指定した方向に穴埋めすることで領域に材料を追加します。これは可鋳性にとって重要であり、部品がモールドをロックするのを防止します。
◦ 軸穴埋め (内側から外側) - 一般平面から外側に穴埋めすることで領域に材料を追加します (FGX、FGY、FGZ)。
▪ 最小厚み - 穴埋めの際に維持される材料の最小厚み。
▪ 貫通穴を許可 (PUNCH) - ジオメトリを貫通する穴を許可します。
◦ 軸穴埋め (- から +) - 底面から上側に穴埋めすることで領域に材料を追加します (FBX、FBY、FBZ)。
▪ 最小厚み - 穴埋めの際に維持される材料の最小厚み。
▪ 貫通穴を許可 (PUNCH) - ジオメトリを貫通する穴を許可します。
◦ 軸穴埋め (+ から -) - 上面から下側に穴埋めすることで領域に材料を追加します (FTX、FTY、FTZ)。
▪ 最小厚み - 穴埋めの際に維持される材料の最小厚み。
▪ 貫通穴を許可 (PUNCH) - ジオメトリを貫通する穴を許可します。
◦ 軸穴埋め (ゼロから + および -) - 指定した平面から対称に穴埋めすることで領域に材料を追加します (F0X、F0Y、F0Z)。
◦ 軸穴埋め (外側から内側) - 上面と底面から同時に穴埋めすることで領域に材料を追加します (FSX、FSY、FSZ)。
• シート - 1 つまたは 2 つの打ち抜いたシートを使用して最終構造を作成します。
◦ 軸に垂直なシート (- から +) - 指定した軸に対して垂直に、底面から 1 つのシートで打ち抜きます (SBX、SBY、SBZ)。
▪ シートの厚み (STHICK) - 打ち抜きの際に必要なシートの厚み。
▪ 貫通穴を許可 (PUNCH) - ジオメトリを貫通する穴を許可します。
▪ ボイド値 (VOIDDNS) - 材料がない、ボイド領域の要素密度の値。
▪ 開始点のオフセット (OFFSET) - シートの開始位置を、底面からの局所高さに対する比 (0-1) として表したもの。
◦ 軸に垂直なシート (+ から -) - 指定した軸に対して垂直に、上面から 1 つのシートで打ち抜きます (STX、STY、STZ)。
▪ シートの厚み (STHICK) - 打ち抜きの際に必要なシートの厚み。
▪ 貫通穴を許可 (PUNCH) - ジオメトリを貫通する穴を許可します。
▪ ボイド値 (VOIDDNS) - 材料がない、ボイドの要素密度の値。
▪ 開始点のオフセット (OFFSET) - シートの開始位置を、上面からの局所高さに対する比 (0-1) として表したもの。
◦ 軸に垂直な 2 つのシート - 指定した軸に対して垂直に、上面と底面から同時に 2 つのシートで打ち抜きます (S2X、S2Y、S2Z)。
▪ シートの厚み (STHICK) - 打ち抜きの際に必要なシートの厚み。
▪ 貫通穴を許可 (PUNCH) - ジオメトリを貫通する穴を許可します。
▪ ボイド値 (VOIDDNS) - ボイドの密度の値。
▪ 開始点のオフセット (OFFSET) - シートの開始位置を、上面と底面からの局所高さに対する比 (0-1) として表したもの。
• 軸を中心とした周期 - 指定した軸を中心に対称 (CX、CY、CZ)。
◦ 周期断面の数 - 軸を中心に対称なセクタの数。
• 平面で一様 - 指定した平面に平行な平面で一意な要件を適用します (UXY、UXZ、UYZ)。
• 1 つの設計変数 (UXYZ) - トポロジー領域全体を維持するか除去します。
• 軸に沿った繰り返しパターン - 指定した軸に沿ってパターンインスタンスを繰り返します (PX、PY、PZ)。
◦ パターンピッチ - 指定した方向に繰り返されるセクションのサイズ。
• ミラーされた繰り返しパターン - 指定した軸に沿って繰り返すパターンをミラーします (P0X、P0Y、P0Z)。
◦ パターンピッチ - 指定した方向に繰り返されるセクションのサイズ。
• 放射状 - 指定した放射状方向 (型抜き方向) に材料を穴埋めします。
◦ 軸を中心とした放射状 (一般) - 指定した軸を中心として、一般サーフェスから放射状に穴埋めします (RGX、RGY、RGZ)。
▪ 放射状候補の数 (NSECT) - トポロジー領域が分割されるセクタの数。
◦ 軸を中心とした放射状 (外方向) - 指定した軸を中心として、内側サーフェスから外側に、放射状に穴埋めします (RBX、RBY、RBZ)。
▪ 放射状候補の数 (NSECT) - トポロジー領域が分割されるセクタの数。
◦ 軸を中心とした放射状 (内方向) - 指定した軸を中心として、外側サーフェスから内側に、放射状に穴埋めします (RTX、RTY、RTZ)。
▪ 放射状候補の数 (NSECT) - トポロジー領域が分割されるセクタの数。
• 軸を中心としたスポーク - 指定した軸を中心として放射状に押し出します (KX、KY、KZ)。
◦ 放射状候補の数 (NSECT) - トポロジー領域が分割されるセクタの数。