FEM メッシュのチェック - トポロジー最適化
「要素を確認」(Check Elements) は、FEM メッシュを作成した後でのみアクティブになります。メッシュの要素の精度をチェックするには、「ホーム」(Home) > 「メッシュ」(Mesh) > 「要素を確認」(Check Elements) の順にクリックして「要素精度チェック」(Element Quality Checks) ダイアログボックスを開きます。
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注記 「要素精度チェック」(Element Quality Checks) ダイアログボックスはメッシュを作成した直後にも表示されるので、その時点でメッシュをチェックできます。
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このダイアログボックスの
「精度測定」(Quality Measures) 部分を使用して、自動的にチェックする要素の特性を指定します。
「要素精度チェック」(Element Quality Checks) ダイアログボックスで、すべての精度メジャーを選択するには
をクリックし、すべての精度メジャーを選択解除するには
をクリックします。
各「精度測定」(Quality Measures) チェックボックスは、メッシュのすべての要素で実行する次の 7 つのテストのうちの 1 つを表しています。
• 「アスペクト比」(Aspect Ratio) - すべてのシェル要素およびソリッド要素で実行されます。
• 「ワープ角度」(Warp Angle) - 四角形シェル要素でのみ実行されます。
• 「スキュー」(Skew) - 四角形シェル要素でのみ実行されます。
• 「テーパ」(Taper) - 四角形シェル要素でのみ実行されます。
• 「エッジ角度」(Edge Angle) - 四角形シェル要素でのみ実行されます。
• 「ねじれ率」(Distortion) - 四面体 2 次要素でのみ実行されます。
• 「中間比」(Mid Ratio) - すべてのソリッド要素およびシェル要素で実行されます。
各チェックボックスに最初に表示される値は、適切に形成された要素の基本的な設定を表しています。これよりも緩やかなまたは厳しい要素制約を満たすようにメッシュする場合は、個々の値を増減してメッシュチェックをカスタマイズできます。
「チェック」(Check) をクリックしてメッシュチェックを実行します。チェックが完了すると、「精度測定」(Quality Measures) 領域の基準を満たしていないすべての要素がハイライトされます。
「メッシュ品質統計の出力」(Output Mesh Quality Statistics) - メッシュチェックで失敗した要素についてさらに正確で恒久的な測定レコードを確認するには、「詳細な統計を表示」(Show detailed statistics) チェックボックスをオンにします。コンフィギュレーションオプション info_output_format がデフォルト値 html から変更されていない場合、メッシュ精度チェックの出力が HTML ファイルとして表示されます。HTML ファイルにはメッシュの統計が表形式で表示されます。表の各列に、失敗した要素または節点の ID、およびそれらが失敗した精度メジャーが表示されます。要素 ID と節点 ID はハイパーリンクになっています。ハイパーリンクをクリックすると、失敗した要素または節点がモデルでハイライトされます。
コンフィギュレーションオプション info_output_format を text に設定した場合、メッシュ精度の統計が表示され、ワーキングディレクトリ内のファイル拡張子 .bde が付いたテキストファイルに保存されます。メッシュ内の要素が「精度測定」(Quality Measures) 領域内の基準を満たしていない場合、コンフィギュレーションオプション info_output_format の値にかかわらず、ワーキングディレクトリ内に bde ファイルが作成されます。
「ホーム」(Home) > 「メッシュ」(Mesh) > 「レビュー」(Review) の順にクリックして「メッシュレビュー」(Mesh Review) タブを開き、各要素 ID に関連付けられている失敗した要素の位置をレビューします。
「要素精度チェック」(Element Quality Checks) ダイアログボックスの 1 つまたは複数の値のリセットに一貫性がある場合は、コンフィギュレーションオプションを使用して、このダイアログボックスのデフォルト値を設計に適した値に設定できます。
メッシュの詳細については、Creo Simulate のヘルプを参照してください。