Creo Simulation Live の試供版ライセンスの取得
Creo Simulation Live の無料試供版を 20 日間試用するには、以下が必要です。
1. ライセンス版の Creo Parametric 5.0.3.0 以降。
2. Creo Simulation Live の実行に必要な次のハードウェア:
◦ Kepler、Maxwell,、または Pascal のアーキテクチャ、またはそれ以降のアーキテクチャに基づく専用 NVIDIA GPU カード、および以下の設定:
▪ 少なくとも 4 GB のビデオ RAM。良い結果を得るには、8 GB のビデオ RAM をお勧めします。
3. Creo Simulation Live 試供版ライセンス。
20 日間の Creo Simulation Live の試供版ライセンスを取得するには、次の手順を実行します。
1. 「ライブシミュレーション」(Live Simulation) >
「Simulation Live 試供版」(Simulation Live Trial) をクリックします。
|  注記 Creo Simulation Live の試供版ライセンスをリクエストするには、インターネットに接続されている必要があります。 |
2. 埋め込みブラウザに表示されるフォームに記入して、「DOWNLOAD NOW」をクリックします。
3. アプリケーションは、自動的に次の手順を実行します。
a. 試供版のロックライセンスファイル Creo Simulation Live を、C:\ProgramData\PTC\Licensing\<XXX>_license.dat の場所にコピーします。ここで、<XXX>_license.dat は、ライセンスファイルの名前です。
b. Creo Simulation Live を実行するために、新規コンフィギュレーション psf ファイルを作成します。
c. 上記のステップ 2 の申し込みフォームで指定した電子メールアドレスにライセンスファイルのコピーを送信します。
4. Creo Parametric を終了して再起動します。
5. 起動コンフィギュレーションのメッセージが表示されたら、「Creo Parametric (default) SimLive Trial」を選択します。
6. ハードウェアが Creo Simulation Live の実行に適切な場合、およびライセンスが利用可能である場合は、Creo Simulation Live の使用を開始できます。
事例: コンフィギュレーションファイル (.psf) またはライセンスファイルの自動更新に失敗
アプリケーションがコンフィギュレーションファイルを自動的に更新できない場合、または Creo Simulation Live ライセンスをマシンにコピーできない場合は、以下を実行してください。
1. ライセンスファイルを電子メールで受信します。ライセンスファイル (<XXX>_license.dat) を C:\ProgramData\PTC\Licensing\<XXX>_license.dat または適切な場所にコピーします。
2. <インストールパス>\parametric\bin\<コンフィギュレーションファイル>.psf にある既存のコンフィギュレーションファイルのコピーを作成します。
たとえば、parametric.psf を使用している場合、<インストールパス>\parametric\bin\parametric_simlive.psf としてコピーします。
3. テキストエディタを使用して、parametric_simlive.psf に次の変更を加えます。
変更内容 | 既存の行 | 変更後 |
DESC を変更します。 | DESC=Creo Parametric (default) | DESC=Creo Parametric (default) SimLive Trial |
環境変数 PTC_D_LICENSE_FILE を修正します。 | ENV=PTC_D_LICENSE_FILE-=<existing license source>; | 手順 1 で保存する新しいライセンスファイルに絶対パスを追加します。 例: ENV=PTC_D_LICENSE_FILE-=<existinglicense source>;C:\ProgramData\PTC\Licensing\ CA500811ED00ANSYSTRIAL_2A154191_license.dat |
環境変数 CREOPMA_FEATURE_NAME を修正します。 | ENV=CREOPMA_FEATURE_NAME= <FEATURE_LIST> (….) | 丸閉じ括弧の前に "379" を追加します。"379" の前にスペースを入れてください。 例 1: オプションが定義されていない場合: ENV=CREOPMA_FEATURE_NAME= <FEATURE_LIST> (…. 379) 例 2: 10125 が既存の起動コンフィギュレーションである、既存の起動オプションの場合: ENV=CREOPMA_FEATURE_NAME=CREOPMA_CUSTOMER ( 10125 379) |
4. 修正した parametric_simlive.psf ファイルを保存します。
| 注記 Creo Simulation Live 試供版ライセンスファイル ( C:\ProgramData\PTC\Licensing\<XXX>_license.dat) を任意のインストールスクリプトで参照しないでください。 |
5. Creo Parametric を起動します。
6. 起動コンフィギュレーションのメッセージが表示されたら、「Creo Parametric (default) SimLive Trial」を選択します。
7. ハードウェアが Creo Simulation Live の実行に適切な場合、Creo Simulation Live の使用を開始できます。
| 注記 Creo Simulation Live 試供版ライセンスファイルは、インストールのライセンスソースを再設定するために、インストーラで使用したり、再設定ユーティリティ reconfigure.exe で使用したりしないでください。 |
Creo Simulation Live 試供体験版の除去
20 日間の試用期間が過ぎた後、PTC 営業担当者に連絡して、Creo Simulation Live のサブスクリプションライセンスを購入できます。
Creo Simulation Live の体験版を除去するには、次の手順を実行します。
1. <インストールパス>\parametric\bin\parametric_simlive.psf にある Creo Simulation Live コンフィギュレーションファイル parametric_simlive.psf を削除します。
2. C:\ProgramData\PTC\Licensing\<XXX>_license.dat で、Creo Simulation Live ライセンスファイル <XXX>_license.dat を削除します。