ポアソン比
ポアゾン比と呼ばれるバー引張り時の縦方向の伸びに対する横縮み比の値を入力します。この特性を定義したり、特性にパラメータを割り当てることができます。値を入力するか、「ポアソン比」(Poisson's Ratio) テキストボックスを右クリックして
「材料定義」(Material Definition) ダイアログボックスで適切な
パラメータを選択します。
異方性材料特性の場合は次の値を入力してください。
• Nu21
• Nu31
• Nu32
面内等方性材料特性の場合は次の項目に値を入力してください。
• Nu21=Nu31
• Nu32
異方性材料のポアソン比については異なる 2 つの定義があり、どちらも広く用いられています。デフォルトで、
Creo Simulate では
Composite Design で Tsai が述べた定義が使用されます。詳細は
ポアソン比の Tsai 定義を参照してください。
「材料定義」(Material Definition) ダイアログボックスの異方性および面内等方性タブでポアソン比のラベルを変更できます。コンフィギュレーションオプションファイルにおいて sim_mat_poissons_notation がデフォルト値 TSAI に設定されていると、ラベルは Nu21、Nu31、および Nu32 になります。値が JONES に設定されていると、ラベルはそれぞれ Nu12、Nu13、Nu23 になります。