パラメータ指定の特性を定義するには、材料特性のテキストボックスを右クリックし、「パラメータ」(Parameter) を選択します。「パラメータ選択」(Select Parameter) ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスで Creo Parametric パラメータを選択できます。

ダイアログボックスからパラメータを選択します。「指定アイテムを挿入」(Insert Selected) をクリックすると、「材料定義」(Material Definition) ダイアログボックスで材料特性の横のテキストボックスにパラメータ名が表示されます。

「材料定義」(Material Definition) ダイアログボックスで直接定義できるパラメータを、予約済みパラメータと呼びます。

Creo Simulate はパラメータをライブラリに書き込みませんが、パラメータを評価し、そのカレント値をライブラリに書き込みます。

Creo Parametric パラメータの値に単位を指定している場合、Creo Simulate によってパラメータの値が主要単位系に変換されます。たとえば、材料の密度を指定する Creo Parametric パラメータを作成したとします。このパラメータの値は 100 で単位は gm/cm^3 です。モデルの主要単位系はミリメートル キログラム 秒 (mmKs) です。計算時に、材料の密度は 0.0001 kg/mm^3 に変換されます。

「材料定義」(Material Definition) ダイアログボックスで主要単位系以外の単位を設定した場合、Creo Simulate で計算時にそのような単位は無視されます。

ユーザーパラメータについては、「基本的な機能」のヘルプを参照してください。