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板金フィーチャーの順序と参照
部品を修正し、その部品を図面上に再現するときは、フィーチャーを適切な順序で作成し、適切なスケッチ参照を選択することが重要です。次の図は、フィーチャーの作成順序と参照の選択が、結果にどのような影響を与えるかを示しています。
フィーチャー作成の順序
オプション A
オプション B
1. カットを作成し、その後でベンドを作成します。
2. ベンドを作成すると、その結果として新しいサーフェスが作成されます。カットサーフェスは、元のサーフェス位置のままです。
3. ベンドおよびベンド解除を作成した後で、カットを作成します。
4. ウォールをベンドバックしたとき、カット断面にはカットフィーチャーが引き続き適用されます。
 
*注記 ウォールがベンド状態のときにカットを作成した場合も、同じ結果が得られます。
フィーチャー作成の参照
オプション A
オプション B
1. 無関係なサーフェス上に作成された水平スケッチ参照。ローカルエッジに合わせてカットされ、ローカル頂点に対して寸法が指定されます。
2. ベンドバックした後も、カット断面はローカルエッジと同じ向きにあります。ただし、スケッチ参照が移動しないため、寸法の位置がずれてしまいます。
3. ローカルエッジを通過し、スケッチ平面に対して垂直に作成された水平スケッチ参照。ローカルエッジの向きに合わせてカットされ、ローカル頂点に対して寸法が指定されます。
4. ベンドバックすると、スケッチ参照がそれに合わせて移動し、したがってフィーチャーの寸法も移動します。