NC チェックプロセスについて
NC チェックは以下の場合に実行できます。
• カレントのツールパスをチェックするために NC シーケンスを作成する場合。このオプションは、レーザーおよびフレーム NC シーケンスのみ使用可能です。
• 「CL データ」(CL DATA) メニューの「NC チェック」(NC Check) を選択して、NC シーケンス (すべてのタイプ) またはオペレーションを作成した後。CL ファイル名が尋ねられます。この時点で既存のファイルを選択するか、または新しいファイルを作成します。
• CL データを編集する場合。
フォームおよびコンタリング NC シーケンス以外のすべてのパンチプレス NC シーケンスで NC チェックを実行できます。NC シーケンス で使用するツールのタイプが「標準パンチ」の場合、GOTO で指示されたそれぞれのツールの位置でワークピースにパンチが作成されます。
ツールモデルが使用された場合は、ツールパラメータ値で定義された、適切なタイプのデフォルトツールに置き換わります。材料は実際の工具形状とモーションに従って除去されます。すなわち、ツール通過後に残されたすべてのスキャロプが表示されます。
自動材料除去シミュレーションを NC チェックプロセスと混同しないでください。
材料除去
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NC チェック
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ワークピースから材料を恒久的に除去し、新しいフィ ーチャーを作成します。
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表示目的のみで材料除去をシミュレーションし、ジオメトリは作成しません。
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一定の仮定に基づいて処理を行い、NC シーケンスタイプにより、材料除去の簡略表示を生成できます。
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実際のツールパスとツールの形状を常に考慮します。
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