ゲートキーパーのサーバープリファレンスの設定について
Site、Organization、Product、Project、Library などのコンテキストで、Windchill Workgroup Manager の以下のコンフィギュレーションファイルプリファレンスを設定する必要があります。
• Creo ModelCHECK Validation - チェックイン時に Creo ModelCHECK 検証を実行するかどうかを指定します。デフォルトは NO です。YES に設定されている場合、Creo ModelCHECK ゲートキーパーが有効になります。
• Creo Modelcheck Number of Errors - Creo ModelCHECK エラーの最大許容数を指定します。デフォルトはゼロです。
• Creo Modelcheck Number of Hours - ModelCHECK を使用してモデルの確認が行われてから Windchill にモデルがチェックインされるまでの最大時間数を指定します。デフォルトは 24 時間です。最大時間数が経過した場合、モデルをチェックインする前に ModelCHECK を再度実行する必要があります。
|
注記 Windchill PDMLink 9.1 M030 以降では、モデルのチェックインを防止するために Creo Modelcheck Number of Hours プリファレンスは使用されなくなりました。 Windchill へのモデルのチェックインの確認は、そのタイムスタンプのチェックではなく、そのワークスペース (改訂) ステータスに基づいて行われます。
|
• Creo Modelcheck Mode - Creo ModelCHECK の実行モードとして、Disabled、Interactive (デフォルト)、Regenerate Explicit、Regenerate Implicit、Regenerate Always、Batch、または Save を指定します。
|
注記 VDA チェックを実行する場合、 MC_MODE 属性の値が MC_VDA に変わります。 Creo ModelCHECK ゲートキーパーは MC_MODE 属性の値として MC_VDA をサポートしていません。VDA 4955 はモデル品質に関する自動車用規格です。VDA チェックはモデルが Verbund der Automobilindustrie (VDA) 4955 設計仕様に準拠していることを確認します。
|
• Creo Modelcheck Configuration - 特定の構文で各ライフサイクル名を検証するときに使用する Creo ModelCHECK のコンフィギュレーションファイルを指定します。モデル内のパラメータにコンフィギュレーションファイルとそのライフサイクル名 (Default、Basic、Release、Approval、Review など) を指定できます。Default ライフサイクル名によって指定されているコンフィギュレーションがデフォルトの動作です。
例:
<Lifecycle_1>:<mch_file1>,<mcs_file1>,<mcn_file1>
<Lifecycle_2>:<mch_file2>,<mcs_file2>,<mcn_file2>.....
各コンテキストのプリファレンスセットに基づいて、condition.mcc ファイルで関連するチェックファイルを設定する必要があります。condition.mcc ファイル内の構文は以下の規則に基づきます。
• 各テキスト行に 1 つずつライフサイクルを設定します。
• 構文ではスペースがサポートされていません。
Windchill にモデルをチェックインすると、Creo ModelCHECK ゲートキーパーは、Windchill サーバーへのモデルのチェックインの基準として、これらのサーバープリファレンスの値に照らしてグローバル属性を検証します。ゲートキーパーは各 CAD ドキュメントのグローバル属性が対応するプリファレンスと一致しているかどうかを確認します。たとえば、MC_MODE グローバル属性がそれに対応するプリファレンス PTC Creo Modelcheck Mode と一致しているかどうかを確認します。Windchill サーバーにモデルがチェックインされるためには、グローバル属性は設定されている制限および特定のサーバープリファレンスを満たす必要があります。