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データム点、データムカーブ、データム座標系の作成について
PTC Mathcad Prime 出力変数からデータム点を作成し、作成したデータム点を通るデータムカーブを作成できます。PTC Mathcad Prime 解析フィーチャーの結果としてデータム座標系を作成することもできます。1 つまたは複数の PTC Mathcad 出力変数が nx3 の行列からなる場合 (ここで、n は作成される点の総数)、データム点を作成できます。1 つまたは複数の PTC Mathcad Prime 出力変数が 3x4 の行列からなる場合、データム座標系を作成できます。
データム点、データムカーブ、データム座標系を作成するには、PTC Mathcad Prime 解析フィーチャーを定義する際に、「結果データム」(Result datums) ウィンドウで「作成」(Create) が「はい」(YES) に設定されている必要があります。「作成」(Create) はデフォルトで「はい」(YES) に設定されています。出力されるデータム点、データムカーブ、データム座標系が作成されるときの基準となる参照座標系を指定する必要があります。この参照座標系は PTC Mathcad Prime 解析フィーチャーの親として参照されます。
PTC Mathcad Prime 解析フィーチャーによって作成されるデータム点のデフォルト名は ptc mathcadvariablename_fid_# というフォーマットになります。ここで、
ptc mathcadvariablenamePTC Mathcad Prime 変数の名前
fidPTC Mathcad Prime 解析フィーチャーの ID
# はカウンタ
作成されるデータム点のデフォルト名を変更することもできます。その場合のフォーマットは userdefinedname_fid_# となります。
次の PTC Mathcad Prime 出力行列では、データム点のデフォルト名は PX_138_1, PX_138_2, ...PX_138_7 となり、ここで 138 は作成される PTC Mathcad Prime 解析フィーチャーの ID です。
データム点 PX_138_1, PX_138_2, ...PX_138_7 を通るデータムカーブを作成できます。
PTC Mathcad Prime 解析フィーチャーによって作成されるデータム座標系のデフォルト名のフォーマットは ptc mathcadvariablename_fid となります。作成されるデータム座標系のデフォルト名を変更できます。その場合のフォーマットは userdefinedname_fid となります。
次の PTC Mathcad Prime 出力行列では、データム座標系のデフォルト名は CSYS_138 となり、ここで 138 は作成される PTC Mathcad Prime 解析フィーチャーの ID です。
この 3x4 の行列の最初の 3 つの列は、座標系の X、Y、Z 軸方向のベクトルを定義しています。これらのベクトルが単位ベクトルである必要はありません。4 番目の列は座標系の原点を定義しています。