セマンティッククエリーについて
セマンティッククエリーは、アノテーションに関連するセマンティック情報を取得することができる特別な解析モードです。「アノテーション」(Annotate) タブの「クエリー」(Query) グループにある「セマンティッククエリー」(Semantic Query) ボタンを押すと、セマンティッククエリーモードが起動します。このモードでは、アノテーションをクエリーし、モデルベース定義 (MBD) 環境でのアノテーションとジオメトリの複雑な関係を解析できます。
「セマンティッククエリー」ツールバー
セマンティッククエリーモードを起動すると「セマンティッククエリー」(Semantic Query) ツールバーが表示されます。このツールバーにあるコマンドを使用して、セマンティックオブジェクトの表示を制御できます。
「セマンティッククエリー」(Semantic Query) ツールバーにある次のアイコンを使用して、関連するセマンティックオブジェクトを表示または非表示にします。
アイコン
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説明
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現在選択されているアノテーションのハイライトされた参照を説明する、すべてのアノテーションが表示されます。
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選択したアノテーションの 1 次参照が表示されます。
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現在選択されているアノテーション (2 次参照) に関連付けられているアノテーションの参照が表示されます。
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現在選択されているアノテーションに関連付けられているデータムフィーチャーとデータム位置などの、データムシンボルが表示されます。
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現在選択されている幾何公差に関連付けられているデータム参照枠 (DRF) 座標系が表示されます。
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データムフィーチャーやデータム位置など、現在選択されているデータムシンボルに関連付けられている幾何公差が表示されます。
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ジオメトリの選択
「セマンティッククエリー」(Semantic Query) をクリックしてからアノテーションを選択するか、アノテーションを選択してから「セマンティッククエリー」(Semantic Query) をクリックします。
グラフィックウィンドウまたは詳細ツリーで、アノテーションを選択できます。
選択の解除
グラフィックウィンドウ内で右クリックして「クリア」(Clear) オプションを選択することで、アノテーションの選択を解除できます。
選択したアノテーションに関連するオブジェクトをハイライト
オブジェクトを選択すると、モデルの面、注釈、補足ジオメトリなどのすべてのセマンティックオブジェクトが別々の色でハイライトされます。
「Creo Parametric オプション」(Creo Parametric Options) ダイアログボックスで、次の色をカスタマイズできます。
• 「1 次ハイライト」(Primary highlight)
• 「2 次ハイライト」(Secondary highlight)
• 「選択前ハイライト」(Preselection highlight)
• 「選択」(Selected)
組み合わせステート
グラフィックウィンドウ内で右クリックして「組み合わせステートに追加」(Add to Combination State) オプションを選択することで、現在選択されているアノテーションを現在の組み合わせステートに追加できます。
グラフィックウィンドウ内で右クリックして「ハイライトしたアノテーションを組み合わせステートに追加」(Add highlighted annotations to Combination State) オプションを選択すると、現在選択されハイライトされているすべてのアノテーションを、現在の組み合わせステートに追加できます。