アノテーション要素のバックアップ参照の作成

アノテーション要素名の横の「参照をバックアップ」(Backup Refs) チェックボックスは、アノテーション要素のバックアップ参照をアノテーション要素内部に作成するかどうかを定義します。

注記「参照をバックアップ」(Backup Refs) 列は、コンフィギュレーションオプション af_copy_references_flag を yes に設定した場合にのみ「アノテーションフィーチャー」(ANNOTATION FEATURE) ダイアログボックスに表示されます。この列を表示した状態でアノテーションフィーチャーを作成すると、コンフィギュレーションオプションが no に設定されている場合でも、「参照をバックアップ」(Backup Refs) 列が再定義によって表示されます。

アノテーション要素のバックアップ参照を作成すると、連続したフィーチャーの再生時に参照が決して変更されないようにできます。

次の例では、注記タイプのアノテーション要素が作成され、部品の正面サーフェスの中間点に接続されます。

後でカットが作成されます。カットが正面サーフェスをトリムします。バックアップ参照なしでアノテーション要素が作成された場合は、注記アタッチメントが再び計算され、新しいサーフェスの中間点を参照するように更新されます。

アノテーション要素の作成または再定義時に「参照をバックアップ」(Backup Refs) チェックボックスをオンにすると、非表示のバックアップサーフェスが作成され、アノテーション要素と注記参照の両方が、新しいサーフェスではなく、このバックアップサーフェスを参照します。この場合は、注記アタッチメントは変位しません。

注記「参照をバックアップ」(Backup Refs) 属性ステータスはデータ共有フィーチャーに渡されません。