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残留材料解析を実行するには
多数のショルダーまたは小さい凹状要素を含む複雑な部品をターニングすると、ツールの中には接触問題が原因で選択したターンプロファイルを完全に加工できない場合があります。また、スライス分配が不適切なためパラメータ設定で指定した値より多くの材料が残留する結果になる可能性もあります。ターニング NC シーケンスのツールパスを表示する際、残留材料を色分けしたグラフで解析できます。
1. ツールパスを表示します。
2. 「パス再現」(Play Path) ダイアログボックスで、「表示」(View) > 「残存材料を表示」(Show Remaining Material) の順にクリックします。
ツールパスで指定の残り代が得られなかったターンプロファイルの部分がハイライトされ、色分けした異なるセグメントの意味を説明するエラーダイアログボックスが表示されます。残留材料がない場合は、「未加工の領域はありません。」というメッセージが表示されます。