軸制御ドラッガ
軸制御ドラッガを使用して、ツールパスに工具軸定義を適用できます。4 軸または 5 軸軌道ミリングシーケンスやカットラインシーケンスを作成しているときに、「軸制御」(Axis Control) タブの「位置」(At a Location) オプションを使用して、特定の位置に軸制御を定義できます。
特定の位置に軸制御が存在しない場合、次のいずれかの参照を選択したときに 1 つ目の軸制御が自動的に作成されます。
• データム点
• カーブカットの参照エッジまたは参照カーブ上の位置
• 駆動サーフェスカットのカーブの範囲
• カットラインの参照エッジ上の位置
作成するカットに必要な参照を選択して定義すると、次の図に示すような軸制御ドラッガが表示されます。これは選択した参照に最も近いツールパス上に配置されます。
1. チルト角度リング
2. リード角度リング
3. 工具軸基準
軸制御ドラッガには次の要素があります。
• リード角度リング - このリングはリード角度を設定し、カットまたはカットラインに正接して表示されます。正の値はカットまたはカットラインの方向に適用されます。負の値はカットまたはカットラインの反対方向に適用されます。
• チルト角度リング - このリングはチルト角度を設定し、カットまたはカットラインの方向に垂直に表示されます。カットまたはカットラインの方向に基づいて、正の値は右側に適用されます。カットまたはカットラインの方向に基づいて、負の値は左側に適用されます。
ドラッガのデフォルト方向は以下によって決まります。
• カットのデフォルトの工具軸ベクトル。
• 切削方向を基準にした、空間内のカットまたはカットラインの方向。
