標準工具
システムでサポートされている標準工具を Creo NC で利用できます。これらの標準工具は工具タイプに基づいて工具パラメータファイルとしてシステムディレクトリに保存され、「工具設定」(Tools Setup) ダイアログボックスの「ファイル」(FILE) プルダウンメニューにある「標準サイズを開く」(OpenStdSize) オプションを使用して製造プロセス中に読み込むことができます。現在はドリル、センタードリル、タップのみがサポートされています。
ユーザー独自の標準サイズ工具のデータベースを構成できます。コンフィギュレーションファイルオプション pro_mf_tprm_dir をローカルディレクトリに設定します。このディレクトリの下に、ドリリング用の .tpm ファイルを保存するサブディレクトリ drills、センタードリル用の .tpm ファイルを保存するサブディレクトリ center_drills、およびタップツールファイルを保存するサブディレクトリ taps を作成します。
標準工具データベースのディレクトリ構成例を以下の図に示します。
1. pro_mf_tprm_dir を /common/mfg_tools に設定
2. ドリル工具パラメータファイル
3. センタードリル工具パラメータファイル
4. タップ工具パラメータファイル
| 注記 標準工具パラメータファイルをソリッド工具の標準ライブラリ (Library ライセンスにより利用可能) と混同しないでください。 |