例: ラウンドミリング
次の図は、次のパラメータが設定されている場合と設定されていない場合の、ラウンドミリングシーケンスでのツールパスを示しています。
• 「最初の仕上げカット数」(NUMBER_FIRST_FINCUTS)
• 「最終の仕上げカット数」(NUMBER_LAST_FINCUTS)
• 「最初の仕上げカットオフセット」(FIRST_FINCUT_OFFSET)
• 「最終の仕上げカットオフセット」(LAST_FINCUT_OFFSET)
図 1 - 材料が残らないツールパス
この図では、パラメータは次のように設定されています。
• 「最初の仕上げカット数」(NUMBER_FIRST_FINCUTS) 0
• 「最終の仕上げカット数」(NUMBER_LAST_FINCUTS) 1
• 「最初の仕上げカットオフセット」(FIRST_FINCUT_OFFSET) 0
• 「最終の仕上げカットオフセット」(LAST_FINCUT_OFFSET) 0
この工具は最終の仕上げカットを 1 回だけ行います。オフセットが設定されていないので、ラウンドミリングのツールパスが完了した後で材料は残りません。
図 2 - 材料が残るツールパス
この図では、パラメータは次のように設定されています。
• 「最初の仕上げカット数」(NUMBER_FIRST_FINCUTS) 2
• 「最終の仕上げカット数」(NUMBER_LAST_FINCUTS) 2
• 「最初の仕上げカットオフセット」(FIRST_FINCUT_OFFSET) 0.3
• 「最終の仕上げカットオフセット」(LAST_FINCUT_OFFSET) 0.5
この工具は、指定されたオフセット値で最初の 2 回のカット (1 と 2) と最終の 2 回のカット (3 と 4) を行います。赤色の矢印は、ラウンドミリングのツールパスが完了した後で残る材料を示しています。
