ターニングのユーザーインタフェースについて
「領域ターニング」(Area Turning)、「溝切り旋盤」(Groove Turning)、「プロファイルターニング」(Profile Turning)、「ねじ切り旋盤」(Thread Turning) ユーザーインタフェースは、フィーチャーアイコン、フィーチャータブ、タブ、ショートカットメニューから成ります。フィーチャータブ、タブ、ショートカットメニューは、「領域ターニング」(Area Turning)、「溝切り旋盤」(Groove Turning)、「プロファイルターニング」(Profile Turning)、「ねじ切り旋盤」(Thread Turning) ステップの定義に共通です。
フィーチャーアイコン
• -
「領域ターニング」(Area Turning) • -
「溝切り旋盤」(Groove Turning) • -
「プロファイルターニング」(Profile Turning) • -
「ねじ切り旋盤」(Thread Turning) フィーチャータブ
フィーチャータブには、ターニングステップを定義するための次のコマンドがあります。
• ヘッドセレクタ - 加工オペレーションのオプション
(デフォルト)、
、
、
から選択します。
| 注記 ヘッドセレクタオプションは、選択した加工機が 4-5 軸ミル/ターンまたは 2 タレット旋盤の場合にのみ使用できます。 |
• 切削工具セレクタ -
「工具マネージャ」(Tool Manager) を開始し、新しい切削工具を追加します。
• 工具リストボックス - 工具を選択するか、
「工具を編集」(Edit Tools) をクリックして
「工具マネージャ」(Tool Manager) を開始し、新しい切削工具を追加します。作成するステップに有効な場合、デフォルトで、工具は以前の工具に設定されます。オペレーションの最初のステップや、作成するステップに以前の工具が有効でない場合、
「工具なし」(No Tool) に設定されます。
カレントステップの工具と加工機でアクティブなヘッドの工具を表示するには、INCLUDE_ALL_TOOLS_IN_LIST オプションを YES に設定します。
• 工具プレビュー - グラフィックウィンドウに工具を表示します。
• 回転方向 - ステップフィーチャーの回転方向を設定する座標系を選択します。
• ツールパスプレビュー - グラフィックウィンドウにツールパスを表示します。
ツールパスに必要なすべてのパラメータを定義すると、次のボタンが使用可能になります。
• -
「パス再現」(PLAY PATH) ダイアログボックスが開き、ステップツールパスのアニメーションが表示されます。
• - 参照部品の選択したサーフェスに対するガウジチェックのオプションを使用します。
• - VERICUT または NC Check が開き、工具がワークピースを切削するときの材料除去のシミュレーションが表示されます。
| 注記 VERICUT オプションは 「ねじ切り旋盤」(Thread Turning) ステップでは使用できません。 |
タブ
• 「参照」(References) - ターンプロファイルを指定します。このタブは「ねじ切り旋盤」(Thread Turning) シーケンスでのみ使用できます。
• 「パラメータ」(Parameters) - ターニングステップを定義する基本パラメータの値を入力します。詳細な加工パラメータを編集するには、
をクリックします。別のステップから加工パラメータをコピーするには、
をクリックします。デフォルトでは、必須パラメータはリレーションによって定義されます。
• 「クリアランス」(Clearance) - ステップのツールパスの「開始点」(Start point) と「終点」(End Point) を指定します。
• 「ツールモーション」(Tool Motions) - ツールモーションと CL コマンドを作成、修正、削除します。各種ターニングカット、フォローカーブ、アプローチモーション (正接、垂直、傾斜、リードイン)、終了モーション (正接、垂直、傾斜、リードアウト)、CL コマンド、GOTO モーション (GOTO 点、デルタに移動、HOME に移動)、接続ツールモーションを作成できます。
• 「プロセス」(Process) - 次のオプションの情報が表示されます。
◦ 「計算された時間」(Calculated Time) - ステップの加工時間を計算するには、
をクリックします。
「計算された時間」(Calculated Time) ボックスに加工時間が自動的に表示されます。
◦ 「実際時間」(Actual Time) - 加工ステップに必要な時間を指定します。
◦ 「前提条件」(Prerequisites) - ターニングステップの前に実行する必要がある 1 つまたは複数のステップを指定します。プロセスマネージャからターニングステップを作成している場合にのみ使用できます。
• 「プロパティ」(Properties) - 次のオプションの情報が表示されます。
◦ 「名前」(Name) - ターニングステップの名前。
◦ - フィーチャーについての情報が表示されます。
◦ 「コメント」(Comments) - ターニングステップについてのコメントが表示されます。コメントを保存するには、「アクセプト」(Accept) をクリックします。
| 注記 ステップを新規作成したり既存のステップを編集したりするときに、一部のタブが異なるカラーで表示されることがあります。このカラー変更は、そのタブで、フィーチャーを定義するために参照またはパラメータが必要であるか、フィーチャーを完成させるためにエラーを解決する必要があることを示しています。必要な参照を定義するか、エラーが解決すると、タブがそのデフォルトカラーに戻ります。 |
ショートカットメニュー
選択されているモードに応じて、グラフィックウィンドウで次のショートカットメニューオプションを使用できます。
ステップオプション |
「回転方向」(Orientation) - 「回転方向」(Orientation) コレクターがアクティブ化します。 |
「開始点」(Start Point) - 「開始点」(Start Point) コレクターがアクティブ化します。 |
「終点」(End Point) - 「終点」(End Point) コレクターがアクティブ化します。 |
「クリア」(Clear) - 選択されているコレクターをクリアします。 |
「工具」(Tools) - 「工具設定」(Tool Setup) ダイアログボックスが開きます。 |
「パラメータ」(Parameters) - 「パラメータを編集」(Edit Parameters) ダイアログボックスが開きます。 |
「ツールモーションオプション」(Tool Motion Options) - 「ツールモーション」(Tool Motions) タブがアクティブ化します。 |
ツールモーションオプション |
「ステップオプションに戻る」(Return to Step Options) |
• 「定義を編集」(Edit Definition) - カットまたはツールモーションが選択されている場合に使用できます。選択したカットまたはツールモーションを再定義します。 • 「カット定義を編集」(Edit Cut Definition) - カットフォローが選択されている場合に使用できます。 • 「カットフォローを編集」(Edit Follow Cut) - カットフォローが選択されている場合に使用できます。 |
「パラメータを編集」(Edit Parameters) - カットまたはツールモーションが選択されている場合に使用できます。選択したカットまたはツールモーションのパラメータを修正します。 |
「ツールモーションを削除」(Delete Tool Motion) - ツールモーションが選択されている場合に使用できます。選択したツールモーションを削除します。 |
ターニングカット - 作成しているターニングステップに応じて、ターニングカットのオプションとして次のいずれかのカットが表示されます。 • 領域ターニングカット • プロファイルターニングカット • 溝切り旋盤カット |
カーブに従う |
アプローチ移動 • 正接アプローチ • 垂直アプローチ • リードイン |
終了移動 • 正接終了 • 垂直終了 • リードアウト |
点に移動 • GOTO 点 • デルタに移動 • HOME に移動 |
CL コマンド |