入力穴フィーチャーを加工するには
1. 「加工」(Machining) >
「加工」(Machining) の順に選択します。
「フィーチャー選択」(Select Feature) ダイアログボックスが開きます。
2. 「フィーチャー選択」(Select Feature) ダイアログボックスでフィーチャー名を選択します。ダイアログボックスでフィーチャー名の上にカーソルを置くと、該当するジオメトリがスクリーン上でハイライトされます。「OK」をクリックします。
「ドリリングストラテジー」(Drilling Strategy) ダイアログボックスが開きます。ダイアログボックス上部には、次の 3 つのテキストボックスがあります。
◦ 「ツールパス名」(Tool Path Name) - ENTRYHOLE000_TP1 などのツールパスファイルのデフォルト名 (ツールパス名の最初の部分にはフィーチャー名が使用されます)。このファイル名は、NC データ出力に使用されます。カスタマイズした名前を入力できます。「ツールパス名」(Tool Path Name) テキストボックスの下の「コメント」(Comments) ボタンをクリックして 加工ストラテジーに関するコメントを入力することもできます。
◦ 「フィーチャー名」(Feature Name) - ドリリング中の入力穴名。「フィーチャー名」(Feature Name) テキストボックスの下にある「追加」(Add) ボタンをクリックすると、モデルに含まれるほかの入力穴フィーチャーを選択できます。「除去」(Remove) ボタンをクリックすると、選択済みの入力穴フィーチャーを除去できます。加工用に選択した入力穴フィーチャーの名前はすべて、「フィーチャー名」(Feature Name) テキストボックスに表示されます。「フィーチャー名」(Feature Name) テキストボックスの下にある「プレビュー」(Preview) ボタンをクリックすると、ドリリング中の穴をハイライトできます。
◦ 「切削工具」(Cutting Tool) - 切削工具の名前。NC プロセスで初めて加工機を使用するときは、アクティブツールは存在しないので、テキストボックスには「なし」(None) と表示されます。以降の加工では、アクティブツール名がテキストボックスに表示されます。
「ドリリングストラテジー」(Drilling Strategy) ダイアログボックス中央部には穴作成方法を定義するためのオプションが表示され、下部には加工オプションが表示されます。ダイアログボックス下部には、「OK」、「キャンセル」(Cancel)、「次」(Next)、および「パス再現」(Play Path) のボタンがあります。
3. 必要に応じて切削工具を変更します。アクティブツールが存在しない場合は、ツール名を指定する必要があります。
切削工具が加工機にプリセットされている場合は、ドロップダウン矢印をクリックしてドロップダウンリストからツール名を選択して、希望のツールを選択します。
切削工具マネージャにアクセスするには、
「切削工具」(Cutting Tool) テキストボックスの横にある
をクリックします。この機能を使用すると、新しい工具を作成したり既存の工具を修正したりできます。
「切削工具」(Cutting Tool) テキストボックスの下の「工具表示」(Show Tool) をクリックして、現在選択されている工具をポップアップウィンドウで表示します。
4. ダイアログボックス中央部と下部でオプションを選択し値を入力して、必要に応じて穴作成方法およびオプションを定義します。ダイアログボックス下部にある「パス再現」(Play Path) をクリックして、現在定義されているツールパスを表示します。
5. 「OK」をクリックしてフィーチャーの加工を完了するか、「キャンセル」(Cancel) をクリックして中止します。同じ設定を使用して同種のフィーチャーを加工する場合は「次」(Next) をクリックします。