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Creo ブラウザのドッキング解除について
Creo ブラウザを Creo ウィンドウからドッキング解除して Creo のセッションの別のウィンドウに再配置できます。デュアルディスプレイ構成では特に、ワークスペースとモデリング領域を別々のウィンドウに同時に表示して画面領域を最大限に利用できます。
Creo ウィンドウに埋め込まれている Creo ブラウザをドッキング解除して切り離すには、Creo セッションを開始する前にコンフィギュレーションオプション web_browser_in_separate_window を設定する必要があります。次に、二重表示設定のスタンドアロンウィンドウにブラウザをドラッグできます。Creo で開くモデル、図面、設計、およびアプリケーションは、ドッキング解除したブラウザのスタンドアロンウィンドウでも表示できます。Alt および Tab キーを使用すると、ドッキングしたブラウザウィンドウとドッキング解除したブラウザウィンドウを切り替えて、セッションのモデルとアプリケーションを表示させることができます。
スタンドアロンウィンドウに表示される、ドッキング解除されたブラウザでは、Creo ウィンドウに埋め込まれた場合と同じ機能が提供されます。Windchill サーバーを登録できます。Windchill サーバーに接続すると、ドッキング解除された Creo ブラウザでもすべてのサーバーコマンドを使用できます。ドッキング解除された Creo ブラウザを表示する独立スタンドアロンウィンドウで、サーバーのワークスペースとコモンスペースをブラウズし、共通フォルダにアクセスし、「お気に入り」(Favorites)、「履歴」(History)、および「サーチ」(Search) タブを使用できます。ドッキングされた Creo ウィンドウでサーバーからのモデルを開くことができます。セッション中のモデルがある Creo ウィンドウはフォアグラウンドに配置されます。同様に、タスクに Creo ブラウザでの対話が必要な場合、ドッキング解除された Creo ブラウザを表示する独立ウィンドウはフォアグラウンドに配置されます。ドッキング解除されたブラウザウィンドウのアイテムをドラッグし、Creo ウィンドウにドロップすることも可能です。
ウィンドウを最大化、最小化、およびクローズするための標準の Windows コントロールは、Creo のドッキング解除されたブラウザウィンドウでも、ドッキングされたウィンドウでも同一です。ドッキング解除された Creo ブラウザのアドレスバーを右クリックして「ブラウザのカスタマイズ」(Customize Browser) をクリックすると、「オプション」(Options) ダイアログボックスの「ウィンドウ設定」(Window Settings) タブでナビゲーションタブとブラウザ設定を指定できます。ドッキング解除されたブラウザウィンドウを閉じた後、再度開くことができます。誤ってドッキング解除されたブラウザウィンドウを閉じた場合は、「ファイル」(File) > 「セッションを管理」(Manage Session) > 「リンクしているブラウザを開く」(Open linked browser) の順にクリックして、ドッキング解除されたブラウザウィンドウとブラウザタブを再度開きます。