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ecad_hint.add ファイルの使用
構成部品の .prt ファイルが ECAD でインポート時に自動作成される際、次の処理が行われます。
部品ファイルの mcad_name として ecad_nameecad_alt_name を結合します。
構成部品の作成が ecad_hint.add というテキストファイルに記録されます。
このファイルと ecad_hint.map ファイルを混同しないでください。ただし、.add ファイルは .map ファイルのテンプレートとして使用できます。
ecad_hint.add ファイルでは、部品ごとに次のエントリがあります (例は値で示しています)。
Map_objects_by_name ->
ECAD_NAME "CSTCS"
ECAD_ALT_NAME "N7414N"
ECAD_TYPE " "
MCAD_NAME "CSTCS_N7414N"
MCAD_TYPE "part"
END
構成部品名には、ドル記号 ($)、スラッシュ (/)、ピリオド (.) やパーセント記号 (%) を使用できません。Creo Parametricでは、ecad_hint.add ファイルを使用してこのような文字が下線 (_) に変更されます。さらに、こうした調整により同一の名前になる場合は、新しい部品名が作成されます。変換名を使用するには、ecad_hint.add ファイルを編集し、ecad_hint.map ファイルに追加します。
ecad_hint.map ファイルに同一の名前 (Creo Parametric で使用しない記号を除く) が含まれる場合、新しいパス名が作成され、ログファイルに記録されます。たとえば、ecad_name Aaa$ の場合は mcad_name AAA_ となり、ecad_name Aaa/ の場合は mcad_name AAA_1 となります。
ecad_hint.map ファイルが ECAD 部品名と Creo Parametric 部品名の対応に使用されない場合、Creo Parametric は構成部品名をすべて大文字で出力します。例として、ECAD システムの構成部品 AaaA は、Creo Parametric では AAAA としてサーチされます。
ecad_hint.add ファイルが作成されないようにするには、ecad_create_hint_add コンフィギュレーションオプションを no に設定します。