ecad_hint.map ファイルについて
ecad_hint.map ファイルは、ECAD のインポートおよびエクスポート操作の次の機能を制御するために使用する ASCII ファイルです。
• 自動的に作成された簡略押し出し部品のインポート時に代用するカスタム Creo Parametric 部品を定義します。
• インポート時に指定の部品を有効または無効にします。
• エクスポート時に指定の部品を有効または無効にします。
• インポートされた構成部品に使用する命名規則を指定します。これは、複数の構成部品に同じパッケージ名が付いているが、部品番号などの代替名は異なる場合に特に重要です。
マルチ CAD アセンブリを操作している場合、ファイル ecad_hint.map を使用して、非ネイティブ構成部品を正しくマッピングする必要があります。このような構成部品を正しくマッピングするには、構成部品の部品名とファイル拡張子が含まれている MCAD_NAME パラメータを使用します。例: MCAD_NAME "AW_ANCHOR_PLATE.SLDPRT"
デフォルトで、ファイル ecad_hint.map はワーキングディレクトリでサーチされます。インポートが行われるたびにこのファイルが参照されます。ファイルが空の場合、あるいは関係する情報が含まれていない場合は、無視されます。
コンフィギュレーションオプション ECAD_MAPPING_FILE <path> を使用して ecad_hint.map ファイルのデフォルト位置を設定できます。このコンフィギュレーションオプションを使用してパスを設定した場合、ワーキングディレクトリはサーチされません。