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構成部品について
構成部品は以下のタイプに分類されます。3D ハーネスで参照される構成部品は、選択した 3D ハーネスの平展開ハーネスアセンブリにすべてアセンブリできます。
コネクタ - ハーネスを装置または別のハーネスに電気的に接続する役割を果たす部品またはアセンブリです。コネクタにワイヤまたはケーブルをルーティングする前に、部品をコネクタとして指定し、入力ポートとして使用する、Z 軸が外側を指す 1 つまたは複数の座標系を定義する必要があります。ワイヤまたはケーブルは、コネクタで終了する必要はありません。空間で終了できます。
インラインコネクタ - インラインコネクタは、雄雌ペアのアセンブリです。開始点と終点となるどちら側にもアセンブリレベルの座標系が必要です。インラインコネクタを既存のケーブルに設定すると、ケーブルがそれぞれ名前の付いた 2 つのエンティティに分割されます。各エンティティの長さは、入口または出口の位置点から計算されます。構成部品に入力ポートパラメータ int_length を指定すると、内部の長さが追加されます。
接続 - ハーネス内でワイヤを電気的に接続する部品またはアセンブリです。ワイヤは、接続で停止するか、接続内を通ることができます。接続がワイヤを 2 つのエンティティに分割することはありません。
機械構成部品 - ワイヤリングハーネスの機械サポートとしての役割を果たす部品またはアセンブリです。機械構成部品は、グロメット、成形補助材などを製造する上で必須の部品またはアセンブリです。ワイヤは、電気的に意味のあるこのような構成部品内を完全に通過しなければなりません。構成部品でのルーティングを停止すると、ワイヤは不完全と見なされます。
以下に、機械構成部品のサブタイプを示します。
カスタム構成部品 - パラメータを持たないこと以外は、接続とまったく同じ機能を持つ構成部品です。参照指定子を必要としないアイテムに使用します。
接続構成部品 - ハーネスのルーティング中に参照され、「構成部品」(Component) > 「ハーネスに接続」(Attach to Harness) コマンドを使用してハーネスに接続された構成部品です。ルーティング位置の参照構成部品は、ハーネスに接続できるように、参照として座標系を持つ必要があります。