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ストリップ長さテーブルについて
ストリップ長さテーブルは、ケーブリングアセンブリ内のワイヤにワイヤストリップ情報を自動的に割り当てます。ストリップ長さテーブルは、端子テーブルと似ています。
テーブルの第 1 列では、導線の必須ストリップ長さを指定します。デフォルトでは、第 2 列で、接続されたワイヤが切り取られるターミナルを指定します。この値は修正できます。
端子テーブルの有効なオブジェクトは、CONDSPOOLCONN、または PIN です。パラメータ見出しで指定したアイテムは、その上のオブジェクト見出しからの任意のパラメータとすることができます。アスタリスク (*) は、指定したパラメータのすべての値に適用されることを示します。
ワイヤストリップ情報
パラメータ STRIP_LENGTH を使用して、ワイヤエンドから切り落とされる被覆の量を指定します。パラメータ STRIP_LENGTH は、切り落とされるワイヤの名前、ワイヤから切り落とされる被覆の量、切り落とされるワイヤの端を指定します。
ストリップ長さテーブルを使用して、バッチプロセスでストリップの長さを自動的に割り当てることができます。
ストリップ長さテーブルを作成するには
1. 「論理データ」(Logical Data) > 「ストリップテーブル」(Strip Table) の順にクリックします。「ストリップテーブル」(Strip Table) ダイアログボックスが開きます。
2. COND STRIP_LENGTH 列のセルをクリックし、「挿入」(Insert) > 「後に行を挿入」(Insert Row After) の順にクリックします。新しい行がテーブルに追加されます。
3. COND STRIP_LENGTH 列の新しいセルに、必要なストリップの長さを入力します。この列はストリップ長さパラメータ値用に保存されています。
4. ストリップの長さと関連付ける、有効なオブジェクトとパラメータを指定します。有効なオブジェクトは CONDSPOOLCONN、および PIN です。どのオブジェクトを指定するかによっては、第 2 セルのパラメータをリストから選択できます。
5. 選択を詳細設定するには、新しい列を追加します。たとえば、次のテーブルでは、端子名 GND で 18 ゲージワイヤを持つすべてのピンに、ストリップ長さの値 0.5 が割り当てられます。
COND
STRIP_LENGTH
PIN
TERM_NAME
SPOOL
WIRE_GAUGE
COND
PIN
SPOOL
STRIP_LENGTH
TERM_NAME
WIRE_GAUGE
0.5
GND
18
 
*注記 アスタリスク (*) などのワイルドカードは、指定したパラメータのすべての値に適用されることを示します。
6. 「ファイル」(File) > 「テーブルをエクスポート」(ExportTable) の順にクリックして、ストリップテーブルファイルをディスクに保存します。
7. 「実行」(Execute) をクリックして、有効なストリップ情報を加えて、すべてのコネクタパラメータを更新します。「実行」(Execute) コマンドによって、パラメータ STRIP_LENGTH の値 AUTO_ASSIGNtrue に設定されているすべてのワイヤパラメータが更新されます。
 
*注記 ケーブリングアセンブリを再生するたびに、ストリップテーブルファイルが実行されます。
8. 「OK」をクリックします。