アセンブリ内でワイヤまたはケーブルをルーティングする前に、ハーネスを作成する必要があります。ハーネスは、アセンブリ内にケーブルとワイヤを含む部品ファイルです。ハーネスを作成すると、名前が付いて .prt ファイルとして保存されますが、そのハーネスにはケーブリングアセンブリ内でのみアクセスでき、部品モードで開くことはできません。

ハーネスを図面ビューに出力するには、ハーネス部品を選択し、「モデル設定」(Set Model) を使用するかフラットハーネスを選択して、それをアクティブモデルとして設定します。ハーネスを図面で開くことができます。ケーブリングアセンブリの図面を作成するか開きます。モデルツリーでハーネス部品を右クリックし、ショートカットメニューの「図面モデルを設定/追加」(Set/Add Drawing Model) を選択します。

同じアセンブリに複数のハーネスを作成できますが、一度にアクティブにすることができるハーネス部品は 1 つだけです。グラフィックウィンドウで、アクティブなハーネスの名前が Work Harnessというラベルとともに表示されます。アクティブなハーネスでのみ、フィーチャーの追加とケーブリングエンティティの選択を行えます。ほかのハーネスに追加されたケーブリングエンティティは、そのハーネスがアクティブな場合にのみ選択できます。

大規模な設計を管理する場合は、ハーネスをサブハーネスに分割できます。サブハーネスはハーネス部品のサブセットであり、別個のファイルではありません。サブハーネスは、ハーネスで使用可能なすべてのエンティティを使用できますが、ハーネス製造モードで個別に製造することもできます。