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ケーブリングコスメティックフィーチャーについて
ケーブリングコスメティックフィーチャーには、留め具、マーカー、テープの 3 タイプがあります。以下でそれぞれについて説明します。
 
*注記 留め具、マーカー、およびテープを表すコスメティックフィーチャーを作成する場合は、アクティブハーネスに属しているケーブルと位置しか選択できません。
留め具、マーカー、テープフィーチャーには、フィーチャーパラメータがあります。ユーザー定義カラーをコスメティックフィーチャーに指定できます。「外観マネージャ」(Appearances Manager) ダイアログボックスを使用して、コスメティックフィーチャーのカラーを変更します。デフォルトでは、すべてのコスメティックフィーチャーに、システムカラーのSheetmetalが指定されます。図面レポートテーブル内のすべての留め具パラメータとマーカーフィーチャーパラメータには、&asm.mbr.cblprms カテゴリからアクセスできます。
留め具
留め具は、1 つのケーブルまたはいくつかのケーブルをまとめて留める場合に使用します。留め具の表現は以下のとおりです。
中心線ケーブル表示では、留め具の長さと等しい円周を持つ円。
厚みケーブル環境では、適切な円周、厚み、および幅を示す円柱。
この留め具には必須パラメータがありません。しかし、留め具の作成時に名前を指定すると、その名前がパラメータファイル内のパラメータとして実装されます。「電気パラメータ」(Electrical Parameters) ダイアログボックスを使用して、ユーザー定義パラメータを留め具に指定することもできます。
テープフィーチャー
このコスメティックフィーチャーは、ワイヤがケーブリングアセンブリ内のハーネスの厚いほうの部分にテープで接続されている場所を示す場合に使用します。テープフィーチャーは 1 つの位置に設定されるのに対して、テープ被覆はハーネスのバンドルセグメント全体にラップされます。
その他のケーブリングフィーチャーと同様に、各テープフィーチャーには独自のフィーチャーパラメータセットがあります。テープフィーチャーには、3 つの必須フィーチャーパラメータがあります。
NAME
NUM_OF_WINDS
SPOOL
マーカー
マーカーは、アセンブリ、メンテナンス、修理の目的でケーブルを識別するために、製造プロセスでケーブル上に配置されるシュリンクラップチューブを表します。マーカーは、選択したケーブル周囲の円柱フィーチャーとして表されます。選択したケーブルには、マーカーを識別するネームタグが付きます。このタグは、データム点の表示によってオンとオフが切り替わります。
唯一の必須フィーチャーパラメータが NAME です作成時にマーカーの名前を指定するときに、パラメータファイルにこのパラメータの値が自動的に取り込まれます。ユーザー定義パラメータをマーカーに割り当てることもできます。
マーカーの寸法は、マーカーを作成するときに割り当てられます。