例: 注記におけるパラメータ
注記におけるパラメータの使用例を次に示します。
1. 部品モードでは、サーフェスに名前 "A" を付けます。
2. タイプ「番号」(Number) の名前 "RAD" を付けてパラメータを作成します。
3. パラメータに ".03" の値を割り当てます。
4. 図面モードで、[Break sharp edge with R = &RAD:SID_A] と入力して注記を作成します。この注記は次のように表示されます。"Break sharp edge with R =.03".
図面注記に単一のアタッチメント (「アイテム上」(On Item) または引出線を 1 本使用して定義されている) がある場合、文字列を注記に入力すれば、そのアタッチメントが接続されるエンティティのパラメータを表示できます。¶m_name:att次に一連のコンテキストの中で、評価が成功するまで param_name を解釈します。最初に、注記が接続されている、すぐ近くにあるエンティティ (たとえばエッジ) をサーチします。次に、このエンティティを持つフィーチャーをサーチします。それでもパラメータの評価を行うことができない場合、システムはこのフィーチャーを持つモデルをサーチします。最後に、適用できる場合は、このモデルを参照する部品をサーチします。パラメータを解釈するコンテキストを指定する場合は、代わりに接尾辞 "att_" 全体を指定します。
注記を作成した後、「アノテーション」(Annotate) > 「パラメータ」(Parameters) > 「寸法切り替え」(Switch Dimensions) を選択すると、パラメータを解釈するコンテキストを指定する接尾辞 "att_" が付加されます。
Param_name:att_edge
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エッジ
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Param_name:att_feat
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フィーチャー
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Param_name:att_mdl
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モデル
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Param_name:att_cmp
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構成部品
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たとえば、1 本の引出線 (または「アイテム上」(On Item) で定義) によってエッジに注記が接続されている場合、[&Length:att] と入力することによって、そのエッジの関係パラメータを表示するよう注記を設定できます。注記は次のように表示されます: &Length:att_edge
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注記 図面注記は、必ずパラメータ作成後に作成してください。そうしないと注記が正しく評価されません。
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