詳細オプション auto_show_3d_detail_items を yes に設定している場合に製造プロセスの図面ビューを作成すると、ツールパスの外側境界およびステップに関連付けられているアノテーション要素が、その参照の位置に従って図面ビューに自動的に表示されます。ステップの加工領域を表すため、各ステップに寸法が自動的に表示されます。

次の寸法が自動的に表示されます。

寸法は作業座標系から自動的に作成されます。作業座標系は寸法の基準です。深さ寸法を除くすべての外側境界カーブ寸法は同一平面上に表示され、深さ寸法は側面ビューに表示されます。

外側境界カーブはツールパスのエンベロープ (工具直径を含む) の外側コンターとして表示されます。カーブの平面は次のように定義されます。

穴あけ加工ステップの場合、穴の軸を中心としてカーブ円が開始サーフェス平面に作成されます。円の直径は次のシーケンスタイプによって異なります。

寸法は作業座標系の原点からツールパスの最低点までの距離を示します。4 つの寸法が、作業座標系の原点からカーブの外側境界の X 最大点、X 最小点、Y 最大点、Y 最小点までの距離を示します。

アセンブリ内に製造プロセスの図面ビューを作成できます。製造プロセスの図面ビュー内で、次の製造プロセスパラメータを使用して、プロセスマネージャのステップテーブルの情報を Pro/REPORT テーブルに表示できます。

製造プロセスで使用されているカレントステップの工具の図面ビューを作成することもできます。「レイアウト」(Layout) をクリックしてから、「モデルビュー」(Model Views) の横にある矢印をクリックします。「工具」(Tool) をクリックします。これにより、工具の表示を含むビューが作成されます。ソリッド工具のビューのみを作成できます。