モデルにセットデータムタグアノテーションを定義してから図面に表示した場合、モデル内のセットデータムタグの位置と外観が図面でも維持されます。

3D モデルのセットデータムタグアノテーションを図面に自動的に表示するには、コンフィギュレーションオプション auto_show_3d_detail_items を yes に設定します。「モデルアノテーションを表示」(Show Model Annotations) ダイアログボックスを使用して、3D モデルのセットデータムタグアノテーションを図面に表示することもできます。モデルにおけるスタンドアロンセットデータムタグアノテーションまたはアノテーション要素の表示は、図面に設定されているすべてのコンフィギュレーションオプションをオーバーライドします。たとえば、モデルでセットデータムタグアノテーション要素がモデルのフラットサーフェスのエッジに三角記号によって接続され、図面モードで詳細オプション gtol_datums が std_ansi に設定されている場合、図面ビューではセットデータムタグはモデルに作成された状態で表示され、ANSI 規格には従いません。

図面でセットデータムタグアノテーションがモデルには表示できないような表示になっている場合、そのデータムタグアノテーションはソリッドモデルには表示されず、モデルツリーにのみ表示されます。たとえば、図面でソリッドモデルには表示されない作成済み寸法または幾何公差にセットデータムタグが接続されている場合、そのセットデータムタグはモデルに表示されず、モデルツリーにのみ表示されます。

図面では、3D モードで作成されたセットデータムアノテーション要素を修正できますが、セットデータムタグアノテーション要素を設定解除することはできません。ただし、3D モードで作成されたスタンドアロンセットデータムタグアノテーションは設定解除および修正することができます。

図面にセットデータムタグを作成する場合、3D モードのセットデータムタグアノテーションと同じセットデータムタグを作成することはできません。同様に、図面ビューで「データム」(Datum) または「軸」(Axis) ダイアログボックスを使用してセットデータムタグを編集または修正する場合、3D モードと同じセットデータムタグアノテーションを作成することはできません。

ただし、図面モードでは、3D モードで作成されたスタンドアロンセットデータムタグアノテーションを修正できます。3D モードで作成されたスタンドアロンセットデータムタグアノテーションを修正する場合、「データム」(Datum) または「軸」(Axis) ダイアログボックスで選択したデータムの 3D セットデータムタグアノテーションを修正できます。