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直線寸法と角度寸法のゾーンについて
ゾーンは、寸法作成時に選択したエンティティの境界によって定義される理論上の領域です。デフォルトで、作成された直線寸法または角度寸法の寸法テキストが補助線の間に収まり、ゾーン内に配置される場合、寸法テキストは補助線間の中心に配置されます。
直線寸法のゾーン
1. 選択した参照
ゾーン
角度寸法のゾーン
角度寸法では、寸法テキストは常に 4 つのゾーンのいずれかに表示されます
(選択した位置に基づいて)。鋭角寸法の最小選択ゾーンは 15 度で、角度の理論上の中心線を中心に配置されます。
次の図は、角度寸法の各種ゾーンを示しています。
図では、5 度の角度寸法が 2 本の赤い線によって作成されています。
選択したエンティティ内 (図でマジェンタで表された領域) で配置点を選択した場合、5 度の寸法が作成され、寸法の自動配置規則に従ってエンティティ内に配置されます。
5 度のゾーンの外側かつ図の上側で緑色の領域で示された 15 度のゾーン内で配置点を選択した場合、5 度の寸法が作成され、選択した点に配置されます。
オレンジ色と青色の領域で示された 15 度のゾーンの外側で配置点を選択した場合、175 度の寸法が作成され、寸法の自動配置規則に従って配置されます。
選択したエンティティの反対側にある 15 度のゾーン内 (図の下側で緑色で示されている領域) で配置点を選択した場合 、355 度の寸法が作成され、寸法の自動配置規則に従って配置されます。