BOM バルーンについて
BOM バルーンは、アセンブリ図面にある、アセンブリビューの各構成部品の部品表情報を示す円形のコールアウトです。この情報は、BOM バルーン領域としても指定されているレポートテーブルのリピート領域から派生します。BOM バルーンを追加する前に、テーブルを作成してリピート領域を追加し、必要なレポートシンボルを入力して BOM バルーン領域を指定する必要があります。これらを行ってから、選択したアセンブリビューで BOM バルーンを表示できます。
通常、BOM バルーンは、テーブル内の部品名に対応するインデックス番号を示します。インデックス番号のレポートシンボルは rpt.index です。部品名のレポートシンボルは asm.mbr.name です。
BOM バルーンタイプ
オプションで、BOM バルーンを上下半分に分割できます。上半分にはインデックス番号 (または指定するその他のパラメータ) が表示され、下半分には数量 (またはビューに含まれるこの部品の個数) が表示されます。数量を表示するには、リピート領域内のセルに数量のレポートシンボル rpt.qty が含まれている必要があります。
レポートシンボルを 1 つだけ (通常はインデックス番号) 表示するバルーンを、シンプルバルーンと呼びます。分割され、円の上半分にインデックス番号、円の下半分に部品の数量を表示するバルーンを数量表示バルーンと呼びます。
3 つ目のタイプのバルーンとして、カスタムバルーンがあります。カスタムバルーンでは、作成/保存済みのシンボルを BOM バルーンシンボルとして使用するよう指定できます。注記を使用して、シンボルに可変テキスト属性を割り当てることができます。注記により、パラメータの値をいくつでも BOM バルーンに表示できます。
BOM バルーンの選択とハイライト
BOM バルーンを選択すると、テーブル領域でその親行がハイライトされます。BOM バルーンが複数ある数量の一つを示すものである場合、同じ構成部品のその他のバルーンもハイライトされます。テーブル領域で複数の行を選択して、関連する BOM バルーンをハイライトすることもできます。