レガシーアノテーションと図面アノテーションの関連付けについて
モデルビューを作成してレガシー図面の 2D ビューにマッピングした後でも、いくつかのレガシーアノテーションがマッピングされずに残る可能性があります。ビューがマッピングされると、関連寸法、注記、およびシンボルとしてレガシーアノテーションも自動的にマッピングされます。
「マップ」(Map) >
「アノテーションをコピー」(Copy Annotations) コマンドを使用してレガシーアノテーションをマッピングされたモデルビューの関連アノテーションに自動的にマッピングした後、
「ユーティリティ/設定」(Utilities/Settings) >
「関連付けを検証」(Validate Association) の順にクリックし、
「LDA 関連付けを検証」(Validate LDA Associations) ダイアログボックスを使用すると、マッピングされずに残った寸法や注記などのレガシーアノテーションがないかチェックできます。
「LDA 関連付けを検証」(Validate LDA Associations) ダイアログボックスで
「寸法」(Dimensions) および
「注記」(Notes) を選択した状態で、
「マッピングされていないものを表示」(Show unmapped) をクリックすると、レガシー図面のマッピングされた各ビューに対し、マッピングされていない寸法および注記を検証できます。次に、
「LDA 関連付けを検証」(Validate LDA Associations) ダイアログボックスでマッピングされていない寸法および注記の ID を選択すると、図面上のドラフトアノテーションに関連付ける前にレガシー図面上でクロスハイライト、パン、およびズームを実行できます。その後、
「グラフィック」(Graphics) ツールバーの
「再フィット」(Refit) をクリックするか、
「ビュー」(View) >
「方向」(Orientation) >
「再フィット」(Refit) の順にクリックすると、レガシー図面をグラフィックウィンドウに再フィットできます。
次に、図面上のマッピングされていないレガシーの寸法または注記を選択し、
「アノテーション」(Annotations) >
「アノテーションを関連付け」(Match Annotation) の順にクリックして、マッピングされていないレガシーの寸法または注記を図面で選択したドラフトの寸法または注記に関連付けます。同じ図面ビューに属するドラフトエンティティのセットを、マッピングされていないレガシー寸法または注記として選択することもできます。
「アノテーションを関連付け」(Match Annotation) コマンドは、マッピングされていないレガシー寸法または注記を選択した場合にのみ、
「アノテーション」(Annotations) タブで使用できます。
| 注記 「マップ」(Map) > 「モデルビューを作成」(Create Model Views) コマンドおよび 「マップ」(Map) > 「アノテーションをコピー」(Copy Annotations) コマンドを使用して図面ビューをモデルビューにマッピングし、レガシーアノテーションをマッピングされたビューの関連するドラフトアノテーションに自動的にマッピングしないかぎり、 「アノテーション」(Annotations) > 「アノテーションを関連付け」(Match Annotation) コマンドは使用しないでください。 |
「レガシー移行」(Legacy Migration) の「アノテーション」(Annotations) タブのコマンドを使用すると、関連付け操作に必要なドラフト寸法および注記を作成できます。新規作成したドラフト寸法または注記を選択すると、「アノテーションを関連付け」(Match Annotation) コマンドによって、選択したマッピングされていないレガシー寸法または注記と新規作成したドラフト寸法または注記がマッピングされます。ただし、新規作成したドラフト寸法または注記が属するモデルビューが、マッピングされていないレガシーアノテーションが属する図面ビューにマッピングされ関連付けられたモデルビューであることを確認してください。
| 注記 「アノテーション」(Annotations) > 「アノテーションを関連付け」(Match Annotation) コマンドを使用して、レガシー図面のいずれのビューにも属さない背景注記およびドラフトエンティティを関連付けることはできません。 |
レガシーアノテーションを図面のドラフトアノテーションに関連付ける場合、「アノテーションを関連付け」(Match Annotation) コマンドは次のタスクを実行します。
• レガシーアノテーションの属性をドラフトアノテーションに適用します。
• 新規作成した関連ドラフトアノテーションでレガシーアノテーションを置換します。
• 図面からレガシーアノテーションを除去し、図面をクリーンアップします。
• レガシーアノテーションを非表示レイヤーに配置して、レガシーアノテーションが図面に表示されなくなるようにします。
「ユーティリティ/設定」(Utilities/Settings) >
「関連付けを検証」(Validate Association) の順にクリックし、
「LDA 関連付けを検証」(Validate LDA Association) ダイアログボックスを使用すると、
「アノテーションを関連付け」(Match Annotation) コマンドでレガシーアノテーションがマッピングされたかどうかを検証できます。
レガシーアノテーションとドラフトアノテーションのマッピングが正しくない場合や、関連付けられたアノテーションが設計意図と異なる場合は、関連付けられたアノテーションを図面で選択し、
「アノテーション」(Annotations) >
「アノテーションを関連付け解除」(Unmatch Annotation) の順にクリックします。レガシーアノテーションと新規作成したドラフトアノテーションの間の関連付けが除去されます。これでレガシーアノテーションが非表示レイヤーから移動し、関連付け操作のために作成したドラフトアノテーションとともに図面に表示されます。