大きなアセンブリをエクスポートする場合の構成部品失敗の処理について
CATIA V5 への大きなアセンブリのエクスポートに失敗した場合、エクスポートログファイルで失敗の原因を特定できます。
エクスポートの失敗の原因には次のものがあります。
• 1 つ以上の構成部品が CATIA V5 へのエクスポートに失敗した。
• エクスポートのプロセスが制限時間を超えても完了せず、エクスポートがタイムアウトになった。
ログファイルには、CATIA V5 へのアセンブリの個々の構成部品のエクスポートの詳細が記録されています。各構成部品のエクスポートの開始と完了のエントリなどが含まれています。エクスポートがタイムアウトになったときにアセンブリのエクスポートが完了していなかった場合、ログファイルにはエクスポートが完了しなかった構成部品の開始エントリのみが含まれています。このため、CATIA V5 へのエクスポートに失敗した構成部品をログファイルから特定して読み込むことができます。
複数の構成部品が失敗した場合、Creo Distributed Batch を使用して、次の手順に従って構成部品を回復および修復できます。
• エクスポートのログファイルを読んで失敗した構成部品を特定します。
• 失敗した構成部品を空の CATPart モデルに置き換えます。
• 関連する構成部品モデルをセッションに読み込みます。
• 空の CATPart モデルを、読み込んだ構成部品に置き換えます。
• アセンブリのエクスポートをレジュームします。