正投影ビューの図面スケール値を指定するには

1. 「プロセス」(Process) >

「ビュー設定」(View Setup) の順にクリックします。「ビュー設定」(View Setup) ダイアログボックスが開きます。

2. 「図面スケール」(Drawing scale) の横にあるボタンをクリックすると、「図面スケール」(Drawing scale) ボックスに表示されているデフォルトの図面スケール値が計算された値によってオーバーライドされます。

◦ 「スケールの計算」(Calculate Scale) ダイアログボックスが開きます。

3. 「参照寸法」(Reference Dimension) の

をクリックして、図面スケールを計算するときの参照エンティティとして図面上の寸法を選択します。

◦ 「タイプ」(Type) - 選択した寸法エンティティが参照する寸法のタイプが表示されます。寸法タイプは直線、半径、または直径です。

◦ 「値」(Value) - 選択した寸法に接続されている参照エンティティに基づいて自動的に計算された寸法値が表示されます。

注記参照寸法エンティティを選択しないで「値」(Value) に寸法値を指定したり、表示されている値を編集したりすることができます。

◦ 選択した寸法にエンティティが接続されていない場合、参照エンティティの選択を求めるメッセージが表示されます。

4. 参照エンティティの選択を求めるメッセージが表示された場合、「参照エンティティ」(Reference Entities) の「開始」(From) にある

をクリックし、図面スケール値の計算で距離を測定するときの参照として、図面上の寸法を選択します。エンティティの ID と、半径、直径、直線いずれかの寸法タイプが表示されます。

5. 選択した寸法のタイプが半径または直径である場合、「半径」(Radius) または「直径」(Diameter) の

をクリックし、図面上の円弧または円を 1 つ選択します。横にあるボックスにエンティティの ID が表示されます。

注記「終了」(To) の

は、直線タイプの寸法を選択した場合にのみ使用できます。

6. 選択した寸法のタイプが直線である場合、「終了」(To) の

をクリックし、図面上でエンティティをもう一つ選択します。

◦ 「測定された値」(Measured Value) - 選択した参照寸法タイプで測定された距離が表示されます。

注記参照寸法エンティティを選択しないで値を指定したり、表示されている値を編集したりすることができます。

◦ 「スケール」(Scale) - 寸法および測定値が検証された後で、自動計算された図面スケール値が表示されます。

◦ 「OK」 - 「ビュー設定」(View Setup) ダイアログボックスの「図面スケール」(Drawing scale) ボックスが、自動計算された図面スケール値によって更新されます。

◦ 「キャンセル」(Cancel) - 自動計算された図面スケール値を破棄します。「図面スケール」(Drawing scale) ボックスにデフォルトの図面スケール値が表示されます。

「ビュー設定」(View Setup) ダイアログボックスに戻ります。一時的に表示されていた寸法と注記のレイヤーが非表示になります。