インポートした図面のクリーンアップについて
各種ファイルフォーマットから Creo Parametric にインポートした図面には、ジオメトリエンティティと非ジオメトリエンティティが含まれていることがあります。ジオメトリエンティティは直線、円弧、円などです。非ジオメトリエンティティは寸法、注記、シンボルから成ります。
図面を見やすくし、ジオメトリを表すエンティティを簡単に識別して選択できるようにするため、インポートした図面から非ジオメトリエンティティをクリーンアップできます。エンティティをそのタイプとカラーに基づいてレイヤーに自動または手動で移動するには、「AutobuildZ」タブの「クリーンアップ」(Clean Up) オプションを使用してフィルタ基準を設定する必要があります。
自動クリーンアップ方法
自動クリーンアップ方法 (デフォルト) を選択した場合、カレント図面シート上のエンティティがスキャンされてそのタイプとカラーが識別され、次のタイプに基づいて自動的にレイヤーに移動します。
• 寸法
• 注記
• シンボル
さらに、事前に定義されている次のカラーに基づいてエンティティを選択できます。
• 青色
• 赤色
• 黄色
• 緑色
• マジェンタ色
• 紫色
タイプとカラーに基づいてエンティティが移動したレイヤーを非表示にすることで、これらのエンティティを非表示にすることができます。すべてのエンティティまたは特定のエンティティタイプのレイヤーが存在しない場合、レイヤーが自動的に作成されます。
手動クリーンアップ方法
手動クリーンアップ方法では、フィルタ基準を設定してからエンティティを個別に選択し、エンティティタイプ別に指定した 1 つまたは複数の非表示レイヤーにエンティティを移動する必要があります。
1 つのエンティティを選択すると、そのエンティティとカラーが同じすべてのエンティティも選択され、それぞれのレイヤーに移動します。特定のレイヤーが存在しない場合、レイヤーが作成されます。
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注記 カラーに基づいて手動で寸法をレイヤーに移動することはできません。
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