Creo Intelligent Fastener のファイル構造について
Creo Intelligent Fastener のファイル構造は、2 つのフォルダに分かれています。どちらのフォルダも、Creo Intelligent Fastener コンフィギュレーションオプション PATH_ABS_LIBRARY で指定したディレクトリにあります。
1 つのフォルダはカタログ情報のために、もう 1 つのフォルダはすべてのファスナーデータ情報のために使用されます。
• FOLDER_FOR_CATALOGS -
カタログ情報が含まれています。カタログファイルとカタログアイコンは、このフォルダにあります。
• FOLDER_FOR_FASTENER_DATA - すべてのファスナーデータ情報が含まれています。テンプレート部品、ファスナーデータファイル、ファスナーアイコン、およびリレーションファイルは、このフォルダにあります。
サブディレクトリの使用
すべてのファイルは、サブディレクトリを使用せずに、FOLDER_FOR_FASTENER_DATA フォルダに直接配置することをお勧めします。ただし、ファスナーデータの構造に従ってサブディレクトリを使用する必要がある場合は、使用して構いません。サブディレクトリの命名規則とその他の情報を以下に示します。
• フォルダ名には、ねじ、座金、ナット、インサート、またはピンなどのファスナータイプと、カタログ名を使用する必要があります。例: screws/mm
• サブディレクトリにあるファイルは、指定されたカタログまたはファスナータイプに対してのみ使用できます。この結果、カタログやファスナータイプが異なっていれば、同じ名前の異なるファイルを使用できます。
• FOLDER_FOR_FASTENER_DATA にあるファイルは、すべてのカタログとタイプからアクセスできます。
• ファスナーインスタンスのデータファイルを Windchill にアップロードする場合は、ファイル名は一意でなければならず、サブディレクトリを使用することはできません。