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外部簡略表示について
外部簡略表示には、元のアセンブリを修正することなく、アセンブリの簡略表示を保存できます。外部簡略表示は、特別なアセンブリタイプの新しいモデルとして保存されます。各種のアセンブリ領域と詳細レベルに対応する複数の外部簡略表示を作成できます。トップレベルや中間レベルのアセンブリを含まない低レベルの構成部品を取り込むことで、複数のユーザーが同時に作業できます。外部簡略表示を使用することによって、トップレベルアセンブリが誤って修正されるリスクを最小限に抑えることができます。
外部簡略表示内のすべての構成部品は、参照アセンブリ内の構成部品と同じです。したがって、外部簡略表示または参照アセンブリに加えられた変更を継承する必要はありません。外部簡略表示に対するすべての変更は、参照アセンブリに自動的に反映されます。
外部簡略表示の規則
外部簡略表示は、外部簡略表示サブタイプとして、別個のアセンブリ (.asm) ファイルに保存されます。
外部簡略表示を作成、再定義、または除去しても、参照アセンブリは変更されません。
外部簡略表示で作業するときに、参照アセンブリをセッションに読み込む必要はありません。
どのレベルの参照アセンブリの構成部品でも、外部簡略表示に取り込むことができます。低レベルの構成部品を取り込む場合でも、参照アセンブリおよび中間サブアセンブリを除外できます。
モデルに代用構成部品が含まれている場合、トップレベルアセンブリは必ず外部簡略表示に取り込まれます。
外部簡略表示に取り込まれる構成部品の位置は、それに対応する参照アセンブリの構成部品と完全に対応しています。
外部簡略表示に取り込んだ構成部品を修正可能にするか、参照としてのみ使用するかを指定できます。
外部簡略表示内に参照を作成できます。これらの参照は、参照アセンブリで作成された参照と同じように処理されます。
トップレベルの外部簡略表示モデルに対して、構成部品操作とフィーチャー操作を実行できます。
外部簡略表示の作成
外部簡略表示を作成するには、次の方法に従います。
「ビューマネージャ」(View Manager) - 簡略表示を選択してから、「編集」(Edit) > 「外部としてコピー」(Copy as External) の順にクリックします。
「ファイル」(File) > 「新規」(New) - アセンブリを作成するときに、参照アセンブリモデルを選択します。