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コンポーネントインタフェースについて
コンポーネントインタフェースには拘束条件と結合が保存され、コンポーネントインタフェースを使用することで構成部品を簡単に配置できます。インタフェースを定義しておけば、構成部品をアセンブリに配置するときにいつでも使用できます。アセンブリ条件などの追加のインタフェース情報も指定できます。
システム定義のコンポーネントインタフェーステンプレートを使用して、結合 (システム定義の拘束条件セット) を定義できます。アセンブリの参照がシステム定義リストから選択されます。システム定義インタフェースの拘束条件を除去したり、無効にしたり、追加したり、タイプを変更したりすることはできませんが、選択した参照を置換することはできます。
コンポーネントインタフェースは、部品モードとアセンブリモードの両方で、モデルツリーに表示されるフィーチャーとして作成できます。インタフェースには次の 3 つのタイプがあります。
配置側インタフェース - 構成部品に作成され、構成部品の配置に使用されるインタフェース。モデルツリーの「フッター」(Footer)「インタフェース」(Interfaces) フォルダに が表示されます。モデルツリーにセットと拘束条件が表示されている場合には必ず、配置拘束が表示されています。「フッター」(Footer) フォルダから配置インタフェースを移動して構成部品のフィーチャーにするには、インタフェース名を右クリックし、ショートカットメニューの「フッターから移動」(Move from Footer) を選択します。インタフェースが「フッター」(Footer) フォルダから除去され、モデルツリーの別の位置にドラッグできます。インタフェースをフッターに戻すには、「フッターに移動」(Move to Footer) をクリックします。構成部品に 1 つまたは複数の配置インタフェースがある場合、デフォルトのインタフェースがあります。
取得側インタフェース - アセンブリに作成され、コンポーネントインタフェースの取得に使用されるインタフェース。モデルツリーで が表示されます。アセンブリインタフェースを「フッター」(Footer) フォルダに移動するには、右クリックしてショートカットメニューの「フッターに移動」(Move To Footer) を選択します。取得側インタフェースをデフォルトのインタフェースとして設定することはできません。
どちらか一方 - 構成部品に作成され、配置側インタフェースまたは取得側インタフェースとして使用可能なインタフェース。このタイプのインタフェースがある構成部品には、デフォルトの配置インタフェースがあります。
コンポーネントインタフェースは次の方法で定義できます。
配置セットをインタフェースとして保存するには、「構成部品」(Component) タブを使用して配置セットを設定します。グラフィックウィンドウを右クリックして、「インタフェースを保存」(Save as Interface) を選択します。
アセンブリ配置インタフェースを設定するには、「モデル」(Model) > 「コンポーネントインタフェース」(Component Interface) の順にクリックし、「コンポーネントインタフェース」(COMPONENT INTERFACE) ダイアログボックスを開きます。アセンブリ参照を指定するときの条件または規則を定義します。
インタフェースに次の拘束条件が含まれている場合、「ジオメトリへのインタフェース」配置を使用して構成部品を自動配置することはできません。
エッジ参照を持つ同一平面拘束
正接
設定済みのインタフェースはグラフィックウィンドウに表示されません。アセンブリの別の場所に適用するインタフェースには名前を付けるようにしてください。フィーチャー注記を設定するには、モデルツリーでインタフェースを右クリックし、ショートカットメニューで「注記の設定」(Setup Note) > 「フィーチャー」(Feature) の順に選択します。「注記」(Note) ダイアログボックスが開きます。
注記の詳細については、ヘルプセンターを参照してください。
 
*注記 インタフェースを使用して、システム定義のフレキシビリティがある構成部品を配置できます。インタフェースを使用して構成部品を配置する前に、「可変アイテム」(Varied Items) ダイアログボックスでフレキシビリティを定義します。