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バルクアイテムについて
バルクアイテムについて
バルクアイテムはアセンブリ内の構成部品の非ソリッド表示です。バルクアイテムは、ソリッドモデルを必要としないが部品表または製品データ管理プログラムに必要なオブジェクトです。バルクアイテムの例としては、接着剤、塗料、またはリベットやねじなどの複数構成部品があります。モデルツリーで、バルクアイテムには
が表示されます。バルクアイテムには、アセンブリ内容に対応してバルク部品所要量の計算式を含めることができます。
バルクアイテムのパラメータは対応するバルクモデルに事前定義できます。バルクモデルは部品のサブタイプで、
.prt
ファイルとして指定されます。バルク部品レベルパラメータとリレーションを操作 (追加、除去、修正) できます。さらに、バルクモデルのファミリーテーブルインスタンスを作成できます。
バルクアイテムをアセンブリに追加すると、部品レベルパラメータおよびリレーションのアソシエティビティはバルクアイテム構成部品レベルにコピーされます。
「ユーザー入力」(User Input)
を選択すると、アセンブリ内のバルクアイテムの各オカーランスのパラメータに対して異なる値を定義できます。
「パラメータ合計」(Parameter Sum)
を使用して複数オブジェクトのパラメータを合計できます。部品表でのバルク量の表示は、パラメータ
BOM_REPORT_QUANTITY
によって制御されます。
バルクアイテムのテンプレート
新規バルクモデルを作成するときは、バルクテンプレートを開始モデルとして使用します。バルクテンプレート部品を使用して新規バルクモデルを作成できます。バルクテンプレートにパラメータおよびリレーションを定義しておき、バルクテンプレートを適用するたびに使用できます。よく使用するパラメータ用にバルクアイテムテンプレートを作成します。