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指示の前に左片引用符 (`) を含める必要があります。
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構文
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`breakpoint
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説明
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トレーニングファイルの速い実行を停止し、研修者がシングルステップで操作できるようにします。この指示は、そこで中断したいメニュー選択の後に挿入します。
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構文
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`cont_at<label_name>
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説明
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トレーニングファイルは、指定したラベルが見つかるまで、すべてのコマンドおよび文をスキップします。実行は、そのポイントから継続されます。引数 label_name は、トレーニングファイルの中の前方向にあるラベルは参照できますが、後方向に参照することはできません。
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例
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`cont_at get_out
トレーニングファイルの実行をラベル get_out に転送します。
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関連項目
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マーカー名
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構文
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`display_menu menu_name
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説明
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すでに `menu_options コマンドによって定義されているメニューを表示します。選択したアイテムについて、`menu_options コマンドで指定されている動作が行われます。
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例
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`display_menuchoices
choices という名前のメニューを表示します。メニューがすでに `menu_options コマンドによって定義されていると仮定します。
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関連項目
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メニューオプション
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構文
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`filename
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説明
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トレーニングファイルで使用するトレーナーのテキストファイルを指定します。
このようなファイルは 1 つだけ指定できます。以降の `file コマンドは無効です
テキストファイルが同じディレクトリにない場合にだけ、フルパス名の入力が必要です (パス名は 260 文字までです)。ファイル名にパスが指定されていない場合、以下のディレクトリで (表示されている順序で) ファイルがサーチされます。
• カレントディレクトリ
• トレーニングファイルが入っているディレクトリ
• トレーニングファイル。config.pro ファイルで TRAIN_PATH_FILE コンフィギュレーションオプションを指定して定義している場合。
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例
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`file text.txt
ファイル text.txt はトレーニングファイルに関連付けられています。
`file /usr/users/train/text.txt
/usr/users/train ディレクトリにあるファイル text.txt は、トレーニングファイルに関連付けられています。
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構文
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`graphics_resume
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説明
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`graphics_stop コマンドの後に、グラフィックモードに回復します。前に `graphics_stop コマンドがない場合、何も行われません。
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関連項目
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グラフィック停止
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構文
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`graphics_stop
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説明
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新しいグラフィックを画面に表示するのを中止します。このコマンドは、特定の操作のシーケンスを研修者に見えないようにする場合に使用できます。
トレイルファイルのこの指示と `graphics_resume の間にあるすべてのコマンドを実行できますが、画面には表示されません。メインウィンドウに表示されるジオメトリは、`graphics_stop 指示の前にあるコマンドまでの間、フリーズされます。メニューは表示されません。トレイルファイルが指示 `graphics_resume に到達したとき、通常のジオメトリとメニューの表示が回復されます。
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例
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関連項目
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グラフィック回復
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構文
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`ignore
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説明
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ほかのコマンドの中で処理または引数を置き換えるために使用できます。処置が置き換わった場合、何も実行されません。引数が置き換わった場合、デフォルト値が使用されます。
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例
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`menu_options choices continue `ignore `ignore skip `cont_at dome_feature
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構文
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`marker label_name
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説明
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トレーニングファイルの中のラベルを定義します。ラベルはジャンプのターゲットとして参照できます。
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例
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`marker get_out
トレーニングファイルの中で get_out という名前のラベルを定義します。
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関連項目
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Cont At
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構文
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`menu_options menu_nameitem 1_name action1 {arg1} {item2_name action2 {arg2}...}
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説明
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トレーニングファイルを実行するときに研修者の画面に表示するメニューを定義できます。引数 menu_name はメニューを識別する名前です。
メニューには任意の数のアイテムを含めることができます。それぞれのアイテム定義には必要に応じて処理コマンドと引数を含めなければなりません。処理および引数に `ignore を使用することができます。
menu_name とそのアイテムの文字数は 20 文字以内である必要があります。
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例
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`menu_options choices quit `cont_at get_out continue `ignore `ignore skip `cont_at dome_feature.
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関連項目
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マーカー名
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構文
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`nostop_typefile
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説明
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``stop_typefile コマンドの後で、情報ウィンドウ表示の制御を Creo Parametric に返します。前に `stop_typefile コマンドがない場合は、何も起こりません。
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例
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`nostop_typefile
この情報ウィンドウ (トレーナーのテキストがあるウィンドウ以外) は素早くスクロールします。
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関連項目
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Stop Typefile
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構文
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`pause line number
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説明
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「レジューム」(Resume) をクリックしてトレーニングファイルの実行を再開するまで、トレーニングファイルの実行を停止します。
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例
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`pause 74
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構文
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`prompt number
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説明
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メッセージウィンドウにプロンプトメッセージを表示します。number 引数は、トレーナーのテキストファイルにあるブロック数です。
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例
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`prompt 77
関連するテキストファイルの中のテキストブロック番号 77 の 1 行目をメッセージウィンドウに表示します。
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関連項目
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ファイル
テキスト
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構文
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`set_window_output
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説明
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メッセージ出力のための通常のトレーニングファイルの操作を回復します。
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関連項目
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ウィンドウの出力設定解除
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構文
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`stop_typfile
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説明
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情報ウィンドウ表示の制御を研修者に渡して、研修者がページの移動などを実行できるようにします。
トレーニングファイルを実行すると、Creo Parametric 情報 (フィーチャーの情報および質量特性計算など) が情報ウィンドウに表示されます。情報ウィンドウに複数のページがあり、素早くスクロールする場合は、内容を見る時間がありません。この指示によって研修者は表示を制御できます。
このコマンドはトレーナーのテキストの表示には影響を及ぼしません。このコマンドをオフにするには、`nostop_typefile コマンドを使用します。
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関連項目
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Nostop Typefile
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構文
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`text<number>
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説明
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トレーニングファイルを実行するときに、指定した間隔で情報ウィンドウに表示するテキストファイルのブロックを指定します。この指示は、そこで中断したいメニューピックの後に挿入します。
いつでも、すべてのテキストブロックをどのような順序でも表示できます。ブロックを反復的に表示することもできます。
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例
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`text 44
テキストブロック番号 44 を表示します。
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構文
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`textwindow_hints {px py} {rows cols}
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説明
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トレーナーのテキストを表示する情報ウィンドウのサイズと位置を変更できます。この構文で、px と py は、メインウィンドウに対するテキストウィンドウ (左下隅) の水平および垂直の位置を表します。引数 rows はテキストウィンドウの行数を指定し、cols はテキストウィンドウの列数を指定します。
パラメータのペアを省略することもできます。この場合は、システムデフォルトが使用されます(1 つ目のペアを省略するには、これを 2 つの `ignore コマンドに置き換えます)。いずれかのパラメータが範囲外の場合、デフォルト値が使用されます。コマンドパラメータの表は、パラメータのシステムデフォルトと、有効な値の範囲をリストしています。
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例
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`textwindow_hints 0.1 0.1 8 80
情報ウィンドウのサイズは 8 行 x 80 列です。その原点は、メインウィンドウに対してオフセット 0.1, 0.1 です。
`textwindow_hints `ignore `ignore 30 70
この例では、ウィンドウサイズだけを指定しています (30 行 x 70 列)情報ウィンドウの原点はデフォルト位置に置かれます。
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関連項目
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無視
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構文
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`unset_window_output
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説明
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テキスト情報ウィンドウを除去し、すべてのメッセージ出力をメッセージウィンドウに送ります。
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関連項目
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ウィンドウの出力設定
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構文
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`user_input keyboard_data {fail} {succ} {giveup} {retries}
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説明
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トレーニングファイル実行中のいずれかのポイントで研修者にキーボードデータを入力することを強制します。
次の引数があります。
• keyboard_data - トレーニングファイルから複製されたキーボードデータ行。
• fail - ユーザーが適切なデータを入力しなかった場合に表示されるメッセージ。このフォーマットは 'text コマンドのフォーマットです。指定したテキストブロックの最初の行だけが表示されます。この引数を 'ignore に置換した場合、デフォルトのメッセージが表示されます。
• succ - ユーザーが適切なデータを入力した場合に表示されるメッセージ。このフォーマットは `text コマンドのフォーマットです。指定したテキストブロックの最初の行だけが表示されます。この引数を `ignore に置換した場合、デフォルトのメッセージが表示されます。
• giveup - 引数 retries によって指定されている最大再試行回数までにユーザーが正解できなかった場合に表示されるメッセージ。このフォーマットは `text コマンドのフォーマットです。指定したテキストブロックの最初の行だけが表示されます。この引数を `ignore に置換した場合、デフォルトのメッセージが表示されます。
• retries - 許可される再試行の最大回数。この引数を指定しない場合、またはこの引数を ignore に置換した場合は、デフォルト値 (5) が使用されます。
`user_input コマンド行は、トレーニングファイルにキーボードデータのある既存行の複製です。既存行の置換ではありません。このコマンドを作成するには、キーボードデータ行をコピーし、`user_input コマンド接頭文字を追加します。コマンドを実際のキーボードデータ行上に配置します。
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例
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`user_input 0.5
0.5
この例は、デフォルトメッセージ指定子を使用する基本 `user_input コマンドを示します。2 番目の行は実際のトレイルファイル行です。
``user_input 0.5 'text 67 `ignore `ignore 20.5
この例では失敗メッセージを定義し (関連するテキストファイルの中のブロック番号 67 の 1 行目として)、2 回の試行を許可します。2 番目の行は実際のトレイルファイル行です。
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関連項目
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無視
ユーザーメニューピック
ユーザーピック
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構文
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`user_menu_pick command {fail} {succ} {giveup} {retries}
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||
説明
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トレーニングファイル実行中のいずれかのポイントで研修者にメニューピックを実行することを強制します。
次の引数があります。
• command - トレーニングファイルから複製したメニューコマンド行。# 文字は維持されます。
• fail - ユーザーが適切なメニューピックを行わなかった場合に表示されるメッセージ。このフォーマットは `text コマンドのフォーマットです。指定したテキストブロックの最初の行だけが表示されます。この引数を `ignore に置換した場合、デフォルトのメッセージが表示されます。
• succ - ユーザーが適切なメニューピックを行った場合に表示されるメッセージ。このフォーマットは 'text コマンドのフォーマットです。指定したテキストブロックの最初の行だけが表示されます。この引数を `ignore に置換した場合、デフォルトのメッセージが表示されます。
• giveup - 次の引数によって指定されている最大再試行回数までにユーザーが正解できなかった場合に表示されるメッセージ。このフォーマットは `text コマンドのフォーマットです。指定したテキストブロックの最初の行だけが表示されます。この引数を `ignore に置換した場合、デフォルトのメッセージが表示されます。
• retries - 許可される再試行の最大回数。この引数を指定しない場合、またはこの引数を ignore に置換した場合は、デフォルト値 (5) が使用されます。
`user_menu_pick コマンド行は、トレーニングファイルの既存のメニューピック行の複製です。既存のメニューピック行の置換ではありません。このコマンドを作成するには、メニューのピック行をコピーし、`user_menu_pick コマンド接頭辞を追加します。コマンドを実際のメニューピック行の上に配置します。
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||
例
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`user_menu_pick #DIMENSION
#DIMENSION
この例は、すべてのデフォルトメッセージ指定子を使用する基本 `user_menu_pick コマンドを示します。2 番目の行は実際のトレイルファイル行です。
`user_menu_pick #REGENERATE `ignore `text 78`ignore 3 #REGENERATE
この例では成功メッセージを定義し (関連するテキストファイルの中のブロック番号 78 の 1 行目として)、3 回の再試行を許可します。2 番目の行は実際のトレイルファイル行です。
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||
関連項目
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無視
ユーザー入力
ユーザーピック
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構文
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`user_pick x y b {fail} {succ} {giveup} {retries}
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説明
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トレーニングファイル実行中のいずれかのポイントで研修者にグラフィックピックを実行することを強制します。
次の引数があります。
• x, y, b - トレーニングファイルから複製されたピックの XY 座標とボタンコード。
• fail - ユーザーが適切なピックを行わなかった場合に表示されるメッセージ。このフォーマットは `text コマンドのフォーマットです。指定したテキストブロックの最初の行だけが表示されます。この引数を `ignore に置換した場合、デフォルトのメッセージが表示されます。
• succ - ユーザーが適切なピックを行った場合に表示されるメッセージ。このフォーマットは `text コマンドのフォーマットです。指定したテキストブロックの最初の行だけが表示されます。この引数を `ignore に置換した場合、デフォルトのメッセージが表示されます。
• giveup - 次の引数によって指定されている最大再試行回数までにユーザーが正解できなかった場合に表示されるメッセージ。このフォーマットは `text コマンドのフォーマットです。指定したテキストブロックの最初の行だけが表示されます。この引数を `ignore に置換した場合、デフォルトのメッセージが表示されます。
• retries - 許可される再試行の最大回数。この引数を指定しない場合、またはこの引数を `ignore に置換した場合は、デフォルト値 (5) が使用されます。
`user_pick コマンド行は、トレーニングファイルの中の既存のピック行の複製です。既存のピック行の置換ではありません。このコマンドを作成するには、ピック行をコピーし、`user_pick コマンド接頭辞を追加します。コマンドを実際のピック行の上に配置します。
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例
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`user_pick 0.427022 0.495110 L 0.427022 0.495110 L
この例は、すべてのデフォルトメッセージ指定子を使用する基本 `user_pick コマンドを示します。2 番目の行は実際のトレイルファイル行です。
`user_pick 0.427022 0.495110 L `text 43 `ignore `ignore 15 0.427022 0.495110 L
この例では失敗メッセージを定義し (関連するテキストファイルの中のブロック番号 43 の 1 行目として)、15 回の再試行を許可します。2 番目の行は実際のトレイルファイル行です。
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関連項目
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無視
ユーザーメニューピック
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