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面取り寸法について
45 度の面取り寸法を作成できます。このような寸法は参照に対してパラメトリックです。45 度の面取り寸法を作成する場合、以下のジオメトリを参照できます。
エッジ - ソリッドエッジ、サーフェスエッジ、シルエットエッジ、カーブ、スケッチ。エッジはアノテーション平面に対して平行な直線エッジでなければなりません。
サーフェス - サーフェス参照がある面取り寸法では、面取りサーフェスと交差平面との交差上にある 45 度面取りの派生エッジが直線でなければなりません。交差平面はアノテーション平面に対して平行であり、サーフェス上の選択した点を通ります。
回転サーフェス - 回転サーフェスは以下の条件を満たす必要があります。
アノテーション平面は回転サーフェスの軸に対して平行でなければなりません。
回転サーフェスと交差平面との交差上にある 45 度面取りの派生エッジは直線でなければなりません。交差平面はアノテーション平面に対して平行であり、回転サーフェスの軸を通らなければなりません。
45 度の面取り寸法は、サーフェス上の選択した点に最も近い派生エッジに接続されます。
選択したエッジまたは派生エッジは、45 度の面取りエッジの長さを表します。 という式 (ここで、D は面取りオフセット、L は面取りエッジの長さ) を使用して、45 度の面取りのオフセットを計算できます。以下の図を参照してください。
 
エッジまたは派生エッジをポイントし、これらのエッジに対して垂直な面取り寸法が Creo Parametric によって作成されます。ただし、選択したエッジまたは派生エッジが実際の面取りのエッジであるかどうかは Creo Parametric によってチェックされません。45 度の面取り寸法が別の角度値に作成されないようにするエラーチェックは行われません。
45 度の面取り寸法に幾何公差を接続できます。
45 度の面取り寸法の表示
45 度の面取り寸法には以下のような引出線が Creo Parametric によって作成されます。
選択したエッジまたは派生エッジの中間点に接続される
アノテーション平面に対して平行な平面上にある
選択したエッジまたは派生エッジに対して垂直である
45 度の面取り寸法を作成し、テキスト方向と表示スタイルを次のいずれかに設定できます。
ASME/ANSI
ISO/DIN
JIS
次の詳細オプションを設定することで、面取り寸法の表示スタイルを制御できます。
default_chamf_text_orientation
default_chamfer_dim_configuration
default_chamfer_text