「デフォルト値」タブ
「デフォルト値」タブでは、属性のデフォルト値を指定できます。
グローバル属性には複数のデフォルト値が指定されていることがあります。デフォルト値は必須ではありません。属性にデフォルト値を指定しなかったり、属性のデフォルト値を除去しても構いません。
属性のデフォルト値を設定または変更するには、次の手順に従います。
1. ノードの情報ページの「操作」メニューで「編集」を選択して、編集モードに入ります。
2. 属性のデフォルト値に対する変更を入力します。
3. 変更内容を保存して編集モードを継続する場合は、「保存」をクリックします。
または
変更内容を保存して表示モードに戻るには、「完了」をクリックします。
システムは入力されたデフォルト値を検証し、無効なテキストまたは不適切なテキストが入力されている場合は警告メッセージを表示します。変更内容を保存する前に、エントリを修正する必要があります。
各データタイプのデフォルト値
属性のデータタイプにより、属性の入力フィールドのスタイルが決まります。
• 「ブール」- ドロップダウンリストで「はい」、「いいえ」、または空白 (デフォルト値なし) を選択します。
• 「日付と時間」- 日付を YYYY-MM-DD のフォーマットで入力するか、「カレンダー」アイコン
をクリックしてカレンダーで日付を選択します。
• 「文字列」- テキスト入力フィールドにデフォルト値を入力します。
• 「整数値」- デフォルトの整数値を入力します。使用可能な文字は次のとおりです。
◦ 数字
◦ 千の位のセパレータ - ロケールによる。英語ではコンマ (,)
◦ 小数点セパレータ - ロケールによる。英語ではピリオド (.)
◦ 負の文字 - ロケールによる。英語ではマイナス記号 (-)
• 「実数」- 実数のデフォルト値を入力します。使用可能な文字は次のとおりです。
◦ 数字
◦ 千の位のセパレータ - ロケールによる。英語ではコンマ (,)
◦ 小数点セパレータ - ロケールによる。英語ではピリオド (.)
◦ 指数の文字 - ロケールによる。英語では大文字の E
◦ 負の文字 - ロケールによる。英語ではマイナス記号 (-)
• 「実数 (単位付き)」- 実数のデフォルト値を入力します。使用可能な文字は「実数」データタイプと同じで、これに単位が付加されます。有効な単位は、属性の「測定数量」によって決まり、テキスト入力フィールドの隣に表示されます。
| 値を適切な単位で入力すると、保存時に Windchill が値を自動的に変換します。たとえば、属性単位が kg の場合に 1000 mg を入力すると、Windchill は保存時に値を自動的に 0.001 に変換します。不適切な単位または無効な単位で値を入力した場合は、警告メッセージが表示されます。保存する前に、入力を修正する必要があります。 |
グローバル属性の複数のデフォルト値
グローバル属性は複数のデフォルト値をサポートします。
| グローバル属性に「1 つの値」制約が適用されている場合は、1 つのデフォルト値しか指定できません。 |
グローバル属性のデフォルト値を入力するには、次の手順に従います。
• 属性データタイプのデフォルト値を入力または選択してから、「デフォルトの追加」アイコン
をクリックします。
デフォルト値が、入力フィールド以下のテーブルに追加されます。この操作を繰り返して、デフォルト値を追加します。
テーブルからデフォルト値エントリを削除するには、次の手順に従います。
• エントリを選択し、「削除」アイコン
をクリックします。
デフォルト値が除去されます。
| 複数のデフォルト値のエントリを並べ替えることはできません。エントリは直接編集できません。削除または再入力だけが可能です。 |
デフォルト値の継承
子ノードでは、以下の選択に基づいて、デフォルト値を親タイプから継承できます。
• 「継承値を使用」- 親ノードから継承したデフォルト値を使用します。継承した値がテキストフィールドに灰色で表示されます。
• 「新規の値を追加」- この属性の一意のデフォルト値を 1 つ以上指定します。継承した値に戻すには、「継承値を使用」オプションを選択します。