この標準的な英字スキームは、以下のデフォルトのプロパティ設定を使用して、wt.properties に定義します。

部品の新規ビューバージョンが作成されると、デフォルトでは、新規のバージョン管理スキームが新規ビューで開始されます。たとえば、バージョン B (設計) という新規ビューバージョンには、識別子 A (製造) が割当されます。新規ビューにその部品のバージョンがすでに存在する場合、新規ビューバージョンは、そのバージョン管理スキームを引き継ぎます。たとえば、バージョン B (設計) とバージョン A (製造) が存在し、B の新規ビューバージョンが作成されると、その新規バージョンには識別子 B (製造) が割当されます。

部品、ドキュメント、または CAD ドキュメントの新規リビジョンでは、単純な英字バージョン管理スキームに従って、識別子が増分されます。たとえば、バージョン B (設計) の新規リビジョンには、識別子 C (設計) が割当されます。

前のセクションで説明したとおり、wt.series.HarvardSeries.level.<レベル番号> のプロパティに wt.series.MulticharacterSeries を指定することによって、単純な英字スキームの使用が定義されます。<レベル番号> プロパティ。以下に例を示します。

wt.properties に定義されている既成のハーバード連続には wt.series.HarvardSeries という名前が付けられており、このセクションで説明しているプロパティ設定を使用します。wt.series.HarvardSeries シリーズは、ロードされるオブジェクト初期化規則において、デフォルトのバージョン管理シリーズとして使用されています。

バージョン管理スキームの詳細については、既成のデフォルトバージョン管理スキームを参照してください。