追加のライフサイクル役割の定義
アドバンスライフサイクルは、特定のライフサイクルフェーズに役割を関連付けることができます。
オブジェクトがそのフェーズに入ると、関連付けられている役割が参加者に割り当てられます。ライフサイクル役割は、次のいくつかの方法でマッピングできます。
ライフサイクル役割をグループ、ユーザー、または組織にマッピングする。
ライフサイクル役割を参加者に直接マッピングすることが現実的でないことがよくあります。ライフサイクルとチームを同時に使用することにより、このようなマッピングをライフサイクル定義で明示的に指定せずに、フェーズに達したときに役割参加者を識別できるようになります。
ライフサイクル役割をチーム役割にマッピングする。
たとえば、ライフサイクル役割「プロモーター」「製品マネージャ」チーム役割にマッピングします。実行時に、製品マネージャとして指定されているユーザーに「プロモーター」役割が割り当てられます。
ライフサイクル役割をアクターにマッピングする。アクターとは、特定の操作を実行する人のことです。
たとえば、特定のライフサイクルフェーズの「サブミッター」ライフサイクル役割に「作成者」アクターをマッピングできます。そのフェーズでは、オブジェクトを作成したユーザーに、「サブミッター」役割が実行時に割り当てられます。
詳細については、チーム役割の割り当ておよびフェーズの役割を参照してください。
役割の追加
Windchill では、ライフサイクルテンプレートにいくつかの定義済みの役割が用意されています。役割オブジェクトは列挙型です。
追加の状態を定義するには、次のファイルを編集します。
RolesRB.rbinfo
新たに定義された役割は、リソースファイルを再コンパイルしてクラスファイルを本番環境に配備すると、既存の役割に追加されます。詳細については、カスタマイズに関する以下のトピックを参照してください。
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RolesRB.rbinfo リソースファイルの状態を除去するなど、以前に列挙タイプに追加した値を除去すると、重大な実行時エラーが発生する可能性があります。その役割がシステム内で参照されていないことが確実な場合のみ、役割を除去するようにしてください。
ほかのリソースバンドルと同様に、新しいインスタンスでの使用を防止するため、役割には選択不可マークが付く可能性があります。
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